スマホの世帯普及率、初のマイナス 16年、71.8%

スマホの世帯普及率、初のマイナス 16年、71.8%
06月08日 19:13朝日新聞

 総務省が8日発表した2016年の「通信利用動向調査」で、スマートフォンを持つ世帯の割合が前年比0・2ポイント減の71・8%となり、質問を始めた10年以来初めて前年を下回った。「スマホの世帯普及は横ばい状態になっている」(情報通信政策課)という。

 スマホの世帯普及率は10年の9・7%から13年には62・6%に急伸し、その後は伸びが鈍化していた。個人でみると20〜39歳の90%超、13〜19歳の81・4%がすでにスマホを保有している。調査は16年11〜12月に実施し、約1万7千世帯から回答を得た。

中国アップル従業員、顧客情報売るネットワーク運営か 22人拘束

中国アップル従業員、顧客情報売るネットワーク運営か 22人拘束
6/8(木) 16:25配信 AFP=時事

【AFP=時事】中国の警察当局は7日、米アップル(Apple)の従業員が運営し、同社のパソコン・携帯電話ユーザーの個人情報を売りさばいていた巨大な闇ネットワークを摘発して、22人の身柄を拘束したと発表した。

 南部浙江(Zhejiang)省の警察当局の声明によると、個人のプライバシー侵害と電子化された個人情報の違法取得の容疑で拘束された22人のうち、20人がアップルの従業員だという。

 容疑者らは、社内コンピューターシステムを使ってユーザーの名前、電話番号、アップルIDなどのデータを収集していたとみられ、これらの個人情報の販売などの詐欺行為から5000万元(約8億円)以上を売り上げていたとされる。

 警察発表では、売却された個人情報が中国人顧客のものなのか、外国人顧客のものなのかには言及していない。

 警察によれば、浙江省のほか広東(Guangdong)省、江蘇(Jiangsu)省、福建(Fujian)省などの警察が数か月かけて合同捜査を行い、先週末に容疑者らを逮捕した。容疑者らが利用していた「犯罪ツール」も押収され、詐欺ネットワークは解体されたという。

 容疑者らはアップルの中国法人でダイレクトマーケティング(直接販売)やアウトソーシングを担当していた。違法に抽出したデータを1件当たり10~180元(約160~2900円)で売りさばいていたとされる。

 中国では個人情報の売買は広く行われているが、当局は今月1日、国のネットワークと個人情報の保護を掲げて新しいサイバーセキュリティー法を施行したばかりだった。

ネット公売、開始10年=カスタムバイク、宝石も-滞納48億円を回収・国税庁

ネット公売、開始10年=カスタムバイク、宝石も―滞納48億円を回収・国税庁
6/4(日) 14:32配信 時事通信

滞納した税金徴収のため差し押さえた財産を、国税当局がインターネット上で売りに出す「ネット公売」が、開始から丸10年となった。写真はネット公売に出品したバイク=4月20日、さいたま市中央区

 滞納した税金徴収のため差し押さえた財産を、国税当局がインターネット上で売りに出す「ネット公売」が、開始から丸10年となった。

 珍しい出品や高額落札が時に注目を集め、カスタムバイクなど22台を一斉に売却した先月は、通常より千人以上多い参加者を集めた。

 国税庁がネット公売を始めたのは2007年。民間のネットオークションサイトを使い、どこからでも参加可能で、競り売りのため落札額の上昇が期待できる。10年間で39回実施し、動産や不動産計3万3000点を処分。ただ、売却総額は48億円と、1年間の滞納額の1%に満たない。

 内訳は動産が2万8000点を占めるが、売却額では単価の高い不動産が31億円と上回った。

 今年5月の公売で、バイク22台は1台を除き落札され、見積金額より約800万円多い約1800万円が集まった。ほぼ全ての部品を特注品に交換した川崎重工業のZ1100GPは、見積もりの2.2倍となる約400万円の値が付いた。ネット公売の平均参加者1900人に対し、今回は3000人と注目の高さを示した。

 落札者が決まりやすい「売れ筋」は自動車で、16年には高級外車「ロールスロイスファントム」が見積額の倍の約2000万円に。動産の最高額は12年に売却された12.07カラットのダイヤモンドで、見積もりの3.15倍である9315万円だった。

 滞納額より高額で落札された場合はどうなるのか。同庁によると、滞納した地方税などに充当し、なお余剰が出れば滞納者に返還されるという。

 今後の課題として担当者が挙げるのは、知名度の向上。参加者が多いほど落札額の上昇が見込めるためだ。バイクの公売では、専門誌に広告を掲載する異例の取り組みを実施。今後も多くの人に周知する方法に知恵を絞るという。 

iPhone「82歳日本人開発者」は何がスゴイのか クックCEO「私たちは勇気づけられました」

iPhone「82歳日本人開発者」は何がスゴイのか
6/5(月) 10:58配信 東洋経済オンライン

アップルのティム・クックCEO(左)とアプリ開発者の若宮正子氏(筆者撮影)

 アップルはカリフォルニア州サンノゼ市で、米国時間6月5日から世界開発者会議「WWDC2017」を開催する。5000人を超える開発者が世界中から集まり、アップルが開発中のソフトウエアの情報や今後の技術的な問題解決計画について共有する、年に1度の重要なイベントだ。

世界中の注目を集めたのが82歳の日本人女性

 基調講演を翌日に控えた6月4日、サンノゼ市内ではスカラシップ(奨学金)によってWWDCに招待された開発者向けのオリエンテーションが開かれ、スカラシップを獲得した開発者のアプリを紹介するイベントが開かれた。

 アップルは開発者の裾野を広げるため、1500ドルの参加費を免除するスカラシッププログラムを用意し、毎年100人以上の開発者を、WWDCに招いてきた。その多くは学生であり、今年は10歳のオーストラリアの開発者が最年少。日本の高校生もアプリ開発の祭典の切符を手にした。

 その中で世界中の注目を集めたのが、82歳の日本人女性だった。

 若宮正子氏は、2017年に入ってから、アップルのアプリ開発向け言語Swiftを学びはじめ、「hinadan」というパズルゲームを開発した。そして6月、WWDCのスカラシップとして、サンノゼにやってきた。

■”若者に勝てる”ゲームを開発しようと思った

 「現在のゲームは、若い人向けのものばかりとなっており、これからスマートフォンを学びたいシニア世代にちょうどよいタイトルがありませんでした。そのため、シニア世代のスマホ操作に配慮し、“若者に勝てる”ゲームを開発しようと思い、hinadanを開発しました」(若宮氏)

 hinadanは、ひな祭りに飾るひな壇を正しく配置するゲームだ。五人囃子がどのような順序で並んでいるか、すでに自信がない方も少なくないだろう。日本の古くから伝わる文化をテーマにすることで、シニア世代が楽しむ事ができ、若い人とのコミュニケーションにもつながれば――そんな思いが込められたアプリだ。

 各国のプレスのインタビューにも答えた若宮氏は、熱心に、日本の文化、そしてシニア世代とスマホについて、説明をしていた。

 そんな若宮氏とアップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が話す機会があった。

どんな会話が交わされたのか?

 若宮氏が「こんな大変なところに招いていただき光栄です」と話しかけると、クック氏は「あなたは、私たちにとって、とても勇気づけられる存在です」と応じ、hinadanアプリのデモを英語で披露する若宮氏に、クック氏が熱心に耳を傾ける様子が印象的だった。

 アップルはこれまでのWWDCでも、ダイバーシティ、つまり「性別」や「人種」などの多様性に対して、非常に注意深く気づかい、またそのことを基調講演の冒頭でも紹介してきた経緯がある。その意味で、若宮氏は「世代」における多様性を象徴するような存在といえるだろう。

 このことの重要性は、クック氏と若宮氏との会話からも伺うことができた。

■シニア世代だからこそわかる、アプリの工夫

 クック氏も感心したのが、シニア世代だからこそわかる、シニア世代向けのアプリの工夫だった。

 若宮氏のアプリ「hinadan」では、スワイプ操作を使用せず、タップだけで遊べるようになっている。「手先の敏感な動きが要求されるスワイプ操作は、シニア世代にとっては難しい操作」と話す若宮氏。同世代に対してテクノロジーのことを教える機会も多い同氏ならではの気づきだった。

 また、正解や間違いでは音が鳴る仕組みだが、耳が不自由な方もいることから、文字でも正解・不正解を表示するようにしたという。

 そんな若宮氏の工夫を聞いて、クック氏は「文字のサイズについてどう思いますか?」と尋ねた。

 若宮氏は、「やはりそこは一番心配するところです。iPadのほうが大きくて見やすいですね。ただ、iPhoneとiPadで、画面の縦横比が違うので、レイアウトをそのまま移植することが難しかったです」と、開発環境における技術的な制約について指摘。

 それに対してクック氏、「私も視力に問題があるので、大きな画面で楽しめるようになると、とても助かりますね」と答えていた。問題に共感してもらえた若宮氏は感激し、2人は抱擁を交わしていた。

 若宮氏のゲームは、テーマ、操作性の上から、彼女が言うとおり、シニア世代も楽しめるアプリに仕上がっている。これまでアプリ開発は、若い人を中心としたものであり、シニア世代が活躍する市場とはいえなかった。

 しかしスマートフォンがもっと普及するためには、国や地域、世代など、更なる多様性の拡がりが必須だ。その世代の人々が開発に携わることは、アップルにとって、そしてスマートフォンユーザーにとって、大きな進歩となる。

若宮氏の次のアプリと、今後について

 「次のアプリは?」とクック氏に聞かれた若宮氏は、次のように語った。

 「次のアプリも、シニア世代が喜ぶ、日本の伝統や文化を次の世代に伝えられるようなアプリにしたいと思っています。でもその前に、今は、Swiftをもっと勉強しなければならない。ゲームアプリは子ども向けばかりでシニア世代は遊べなかったので、みんなが使えるようなアプリを作りたいと思います」

 「親子3代で楽しめるゲームアプリ」。これが若宮氏のプロジェクトだという。

 若宮氏は、好奇心があふれ出るような人柄だ。つねに新しいことにチャレンジし続けており、それを楽しんでいることがうかがえた。そのことは、クック氏に対して「Swiftをもっともっと勉強したい」と話したことにも表れている。

■アプリ開発から完成するまで「5カ月」

 iPhoneアプリ開発を始めてhinadanが完成するまで、およそ5カ月。若宮氏は、「アップルのアプリ開発言語Swiftが学びやすかったから、完成までたどり着けた」と振り返る。ただし、多くの情報が英語であることから、諸外国の人とくらべてハードルが上がってしまっているのではないか、と指摘した。

 ただし、プログラミングに対して、恐れる必要はないとも言う。それは、若宮氏がアプリを完成させたことが何よりの証拠、というわけだ。若宮氏の好奇心が今回のWWDC参加へつながったが、アプリ開発のダイナミズムについて、若宮氏は次のように語った。

 「私にとってアプリ開発は、現在の楽しみで、自分たちのために作ってきました。まだまだ勉強したいし、今のアプリも直したいところがたくさんあります。ただ、好奇心に任せて始めたアプリが、いつのまにか、世界の人に知ってもらえて、こんなに大規模なイベントに呼んでいただけて、また同じようにアプリを開発する世界中の人たちがたくさんいることを目の当たりにして、驚きを隠すことができません」

 既存のスマートフォンアプリを使用するだけでも、個人の生活や仕事のさまざまな側面をサポートしてくれる。しかしこれに「自らプログラミングする」という行為が結びつくと、さらに大きな力が生まれる。世の中に対し、変化の波を作り出せるようになる。それがモバイル時代の変革だ。若宮氏の挑戦は、この変化を作り出す輪の中に、多様な人々が参加できることを体現している。

ソフトバンク、新卒採用に「IBM Watson」活用 エントリーシート確認時間を75%削減

ソフトバンク、新卒採用に「IBM Watson」活用 エントリーシート確認時間を75%削減
ITmedia エンタープライズ 5/29(月) 12:56配信

 ソフトバンクが5月29日、新卒採用選考のエントリーシートを評価する際に、人工知能「IBM Watson」日本語版を活用すると発表した。人事担当者がエントリーシートの確認作業に割く時間を75%削減できる見込みで、その分の時間を応募者との対面でのコミュニケーションなどに充当する。

 過去のデータを学習させたIBM Watsonに、エントリーシートのデータを読み込ませ、エントリーシートの項目ごとに評価をさせる。合格基準を満たす評価が提示された項目については選考通過とし、それ以外の項目については人事担当者が内容を確認し、合否の最終判断を行う。

 対象となるのは、総合職(総合コース・営業コース)志望者のエントリーシート。ソフトバンクの新卒採用枠に応募可能な入社時30歳未満の既卒者・他企業での就業経験者のエントリーシートも含まれる。これにより、統一された評価軸でのより公平な選考を目指すとしている。

謎のサービス“呪い代行業者”――その実態と呪いの真偽を探ってみた

謎のサービス“呪い代行業者”――その実態と呪いの真偽を探ってみた
週刊SPA! 5/25(木) 16:00配信

「あなたに代わり“呪いを代行”します」

ネット上には、そういった言葉を掲げ、呪い代行という変わったサービスを提供する「呪い代行業者」が存在する。その方法は各業者によって異なり、“呪いの藁人形”など、日本では古くから知られた呪術を使用する業者もあれば、“悪魔召喚儀式”など黒魔術らしき業者も見受けられる。

各業者に共通していえることだが、その実態は謎に包まれ、利用者やその依頼内容、そして呪術の効果などは不明な点が多い。

そこで記者は、呪い代行業者の実態とその効果を探るべく、ネット上で呪いの藁人形セットの通販もしている「呪い代行、呪術代行業者・日本呪術研究呪鬼会」(以下、呪鬼会)に取材を依頼。今回は、その全貌に迫ってみた。

◆じつは依頼の6割が恋愛にかんする相談!?

「呪鬼会に寄せられる1か月の相談件数は約40件。じつは依頼内容のほとんどは恋愛にかんするモノであり、利用客は30代から40代の方が多いです」

どんな陰湿な話が飛び出してくるのかと思いきや意外(!?)にも恋愛にまつわる相談がほとんどなのだという。呪鬼会の担当者は、ある40代の女性利用客のエピソードをこう語る。

「40年間異性と付き合ったことのない会社勤めの女性から恋愛相談を受けたことがあります。呪術には写真を使用します。彼女は容姿にコンプレックスを抱いていたようですが、その写真を見る限り、彼女の容姿はいたって普通。なぜこのような方が40年間も異性と付き合ったことがないのか不思議に思ったぐらいです。そのコンプレックスの原因とは、40年間“異性との出会いがなかったこと”だったのです。そこで、出会いが訪れるように呪術を行いました。その後、彼女に転機がやってきます。彼女は新入社員(20代男性)の教育係を任され、それが恋に発展し、結婚に至ったのです」

呪いには、恨みや辛みというイメージが強いため、復讐の依頼が多いように思われる。しかし、呪鬼会に寄せられる相談内容の6割が恋愛。それに次ぐのが仕事運や金運アップにかんするモノ。さらに、受験シーズンになると合格祈願を依頼されることも多いのだと担当者は言う。

このように、復讐にかんする相談よりも恋愛成就などポジティブな方向にいくための依頼が多いことについては驚くばかりだった……。

◆藁人形セットの通販よりも呪い代行が人気

呪鬼会では、“呪いの藁人形セット”を販売しており、それを利用すれば呪い代行を依頼せずとも自ら呪いを行うことも可能だ。しかし、「現状、藁人形の通販よりも、呪い代行依頼の方が圧倒的に人気を集めています」と担当者は言う。

ではなぜ、藁人形の通販よりも呪い代行サービスの方が人気を集めるのか。その点について、呪鬼会の担当者はこう語る。

「藁人形を購入しても実際のやり方がよく分からないという人もいます。こちらも出向いて指導出来ればいいのですが、そういったサービスを行っていないので、ほとんどの方が、通販に頼らず4万5千円の呪い代行コースをご利用されます」

呪鬼会が最も人気の高いコースと話す上記コースには「丑の刻」など、“呪いの藁人形”を連想させる言葉が含まれている。

丑の刻といえば、五寸釘を藁人形に打ち付け、相手を呪うイメージが極めて強い。しかし、先程、担当者が語ったように、呪鬼会の依頼で最も多いモノは恋愛成就である。はたして、恋愛成就に丑の刻はどのような関係があるのか?

「確かに復讐の依頼などでは藁人形と五寸釘を使った丑の刻をします。ですが、恋愛成就などの呪術では、釘の代わりに藁で編んだ縄を使用します。このように、依頼の内容によって呪術の方法も異なり、使用する道具も違ってくるのです。呪鬼会に在籍する“プロの呪術師”たちは、利用者の願望に合わせ、呪術のやり方を変え、その願望成就の祈願をします」

では、プロの呪術師という言葉が出てきたが、呪鬼会において、呪い代行をするプロの呪術師とはどのような人々なのか?

◆呪鬼会に在籍する“プロ”の呪術師とは

2017年5月現在、呪鬼会にはプロの呪術師が30人前後在籍しており、男女比は男性:女性=8:2と圧倒的に男性の方が多いという。呪術師たちのほとんどが50代を超えており、平均年齢は高めだ。

プロの呪術師たちは呪い代行をするにあたり、普段どのような修行を行っているのか。それについて担当者はこうコメントする。

「呪鬼会で呪術を行う呪術師たちは、滝行をすることで、“死ぬか生きるか”という苦境をあえて作り出し、煩悩を払拭。そして、普通の人が感じることが出来ない霊的なモノを感じ取り、呪術の効果を高める修行に励んでいます」

また、彼らが呪術師を志したきっかけについてうかがってみた。

「呪鬼会で呪い代行を行う呪術師たちは、幼い頃から霊的なモノが見える、感じるなど極めて霊感が強い者たちが多いです。彼らは自分の願望を叶えたいという理由から呪術師を志し、自身と同じように呪術の力を借りて願望を叶えたいと切望する方たちのために、修行で養った霊力を使役しているのです」

相談者の多くは、コミュニケーションが苦手であるが故に、自身の気持ちを伝えられず、悩みに悩んだ末に呪い代行に頼ることが多いという。

「自殺を考えている人から相談をいただくことも少なくありません。ですが、友達と話すような感覚で5分程度の会話をしただけで、呪術に頼ることなく、自殺を思いとどまり悩みを解決してしまうケースもかなり多いです。だから、そのような人たちが気軽に悩みを打ち明けられるような世の中が訪れればと私たちは考えております」

――実際のところ、呪術の効果や真偽の判断は難しい部分もある。本人の気持ち次第と言ってはそれまでだ。とはいえ、いまの世の中ではそうもいかない現実もあるだろう。自分の悩みや気持ちを吐き出せずにいる人も多いことは事実だと言える。

日本版GPS衛星「みちびき」 自動運転にマラソンに…高精度の位置情報、活用期待

日本版GPS衛星「みちびき」 自動運転にマラソンに…高精度の位置情報、活用期待
産経新聞 5/22(月) 10:15配信


IT社会の切り札に「準天頂衛星みちびき2号機」(写真:産経新聞)

日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う準天頂衛星「みちびき」2号機が来月1日、打ち上げられる。地上の位置を高精度に測定する日本独自の衛星で、来年度から計4基で本格的な運用を目指す。車の自動運転などへの応用で社会に大きな変革をもたらすと期待されている。(草下健夫)

米国依存から脱却

GPSはカーナビゲーションやスマートフォンなどで広く利用されている測位衛星で、みちびきはその日本版だ。発射した電波を地上で受信し、到達するまでの時間から距離を算出して位置を割り出す仕組みで、内閣府が運用する。

位置を特定するには3基が必要で、時刻を合わせるための1基を含め計4基が基本構成となる。種子島宇宙センター(鹿児島県)からH2Aロケットで順次、打ち上げており、1号機は2010年から運用中。3、4号機も年内に打ち上げる予定だ。

米国が1970年代に開発したGPSは世界中で利用されているが、元々は軍事用だ。米国が国際紛争などを理由に利用を制限すると、各国に重大な影響が及ぶ。このため欧州などが独自衛星の整備を進めており、日本も米国頼みから脱却するため2011年にみちびきの本格導入を決めた。

精度6センチに向上

GPS衛星は約30基が地球を周回しているが、日本上空をいつも飛行しているわけではない。日本から離れているときは、電波は真上から届かなくなる。このため高層ビル街の谷間や山間部では電波が遮られたり、反射したりして、位置情報の精度低下や測定不能に陥るケースが頻繁に起きている。

そこでみちびきは、日本の真上付近(準天頂)で飛行時間が長くなる準天頂軌道という特殊な軌道を採用。静止軌道を傾けたような楕円(だえん)軌道で、地球の自転を止めた状態で考えると、衛星が8の字を描くように動く。

高度は日本上空で3万9千キロと最も高くなり、長時間飛行できるように工夫されている。日本付近の飛行時間は1基だと1日約8時間、3基以上あれば24時間態勢でカバーできるという。

位置精度はGPSだけの場合だと10メートルにとどまるが、みちびき1基を併用すると数メートルに。来年4月に4基体制が始まると1メートルになり、さらに地上の電子基準点を使い衛星の計測誤差を補正すると6センチに向上する。23年度には7基体制とし、GPSを併用しなくても6センチを実現する計画だ。

経済効果2兆円

みちびきはIT(情報技術)分野などに革新をもたらし、さまざまなビジネスや防災に役立つと期待されている。内閣府の担当者は「無人化や省力化といった次世代サービス創出の切り札になる」と話す。

農地でトラクターを無人で走らせると、従来はタイヤで作物を踏んでしまう恐れがあった。だが1号機を使って実験したところ、40センチ間隔で植えた稲の間を幅30センチのタイヤで無事に走行できた。農業の人手不足解消に活用できるかもしれない。

GPSの位置精度だと道路の車線の違いは分からないが、みちびきを使えば区別できるため、車の自動運転に役立つ可能性がある。小型無人機ドローンを使って離島に荷物を運んだり、マラソンで走った距離を正確に把握したりする実験も行われている。

3号機だけは静止軌道に投入し、災害時に役立つ機能を搭載する。被災者の安否や避難所の状況などを、通信網が途絶しても防災機関に伝達できるようにする。

政府は国内需要だけでなく、みちびきが上空を飛ぶ東南アジアやオセアニア地域にシステムや受信機を輸出できるとみており、経済効果は東京五輪が開催される2020年に2兆円超と見積もる。

宇宙政策委員会の宇宙民生利用部会長を務める中須賀真一東大教授は「アイデア次第で大きな可能性を秘めている」と指摘する。一方で、受信機を幅広い分野にどう普及させていくかなど課題もある。社会に利便性をどこまで示せるかが鍵になりそうだ。

フェイスブックに罰金135億円…欧州委員会

フェイスブックに罰金135億円…欧州委員会
読売新聞 5/18(木) 23:23配信

 【ロンドン=戸田雄】欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は18日、米フェイスブックによる対話アプリ大手ワッツアップの買収を巡り、フェイスブック側が誤った情報を欧州委に伝えたとして、同社に1億1000万ユーロ(約135億円)の罰金を科すと発表した。

 フェイスブックは2014年にワッツアップを買収した際、欧州委に対し、両社のユーザーアカウントを自動的にリンクさせることはできないと説明した。しかし、その後、買収時点でも技術的に可能だったことが明らかになった。

「生鮮」参入アマゾンの勝算

競争激化は必至 「生鮮」参入アマゾンの勝算
J-CASTニュース 5/6(土) 9:00配信

アマゾンが生鮮食品を届けるようになった(画像はイメージ)

 アマゾンジャパンは2017年4月21日、生鮮食品を中心にネット販売する新サービス「アマゾンフレッシュ」を始めた。ネットスーパーはイオンやイトーヨーカドーなど既存の小売り業者も力を入れており、競争激化は必至だ。配送料を含めた料金は決して安いといえないだけに、アマゾンが独自のサービスを武器に勢力を拡大できるのか、注目が集まる。

 「フレッシュ」では野菜、果物、鮮魚、精肉、乳製品など1万7000点以上を扱う。ほかの日用雑貨も含めると、ざっと10万点以上の商品が購入可能だ。川崎市に大規模物流センターを設置、まずは東京都港、千代田、中央、江東、墨田、江戸川の6区域(一部エリアを除く)を対象にする。ヤマト運輸には頼らず自社で配送網を整備し、注文から最短4時間で届ける体制を整えたという。

■イオンなどのネットスーパーと比べると…

 気になるのは価格だ。肉や野菜などの生鮮食品は、生産方法や生産地が異なるため単純比較はできない。そこで、大手食品メーカーの加工品の一部を、4月27日午後時点でイオン、ヨーカドー、西友3社のネットスーパーと比べてみた(3社は江東区の場合)。

 例えば明治「ブルガリアのむヨーグルト」(900グラム)は、「フレッシュ」が203円に対し、3社が213~246円で「フレッシュ」が最も安い。日本ハムのウインナー「シャウエッセン」(127グラム×2)は389円に対し、3社は386~513円。タカノフーズの「おかめ納豆極小粒ミニ3連」は79円で、3社は59~84円だった。激安というほどではないが、全体的には安い部類に入りそうだ。

 だが、商品以外にも利用料金がかかる。まずは年会費3900円のアマゾン「プライム会員」への入会が必須だ。さらに月500円の利用料、1回の注文ごとに500円の配送料(1回6000円未満の場合)が必要だ。3社の場合、商品以外にかかるのは「配送料1回324円のみ」という場合が多いので、配送料や利用料を含めた総額を考えると、「フレッシュ」が安いとは限らない。毎日のチラシを見ながら、1円でも安いスーパーで買い物をするタイプの人には向かないかもしれない。

海外ではすでに10年のノウハウ

 一方、少々高くても「ブランド食品」を手にしたい人には、ありがたい存在だろう。人形町今半の肉、モンシェールの堂島ロール、オイシックスの有機野菜なども扱っている。そもそも、プライム会員は、通常の利用で追加料金なしに「お急ぎ便」が何度も使えるし、インターネットを通じて映画や音楽が見放題、聴き放題といったサービスも受けられる。アマゾンのヘビーユーザーにとっては、「フレッシュ」も高い買い物ではないのかもしれない。

 アマゾンは今後、順次「フレッシュ」の対象エリアを拡大する予定。期間限定のキャンペーンなどを実施し、少しでも利用者を増やしたい考えだ。海外では米国で2007年から、英国では2016年夏から「フレッシュ」のサービスを実施している。すでに10年のノウハウがあるわけだが、果たして日本で通用するか。

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