静岡市、政令市初の70万人割れ



静岡市、政令市初の70万人割れ…若者ら流出
2017年04月07日 07時46分

 静岡市の今月1日時点の推計人口が69万9421人となり、政令市の指定の目安「人口70万人」を割り込んだことがわかった。

 首都圏と中京圏に若者らが流出しているためで、70万人割れは全国に20ある政令市では初めてとみられる。総務省によると、政令市の指定は取り消されないが、「大都市」であるはずの政令市でも、全国的な人口減と無縁ではいられない状況が浮き彫りになった。

 静岡市は、2003年に旧静岡市と旧清水市が対等合併して誕生。05年4月に政令市に移行し、さらに08年までに2町を編入した。静岡県の中央部に位置し、東海道新幹線で東京、名古屋までは1~2時間程度。県内で同じく政令市の浜松市には、スズキやヤマハなど東証1部上場企業が本社を置くが、静岡市には大企業が少ない。

静岡市

静岡市、推計人口70万割れ 政令市で初か
2017/4/7 21:05

 静岡市の推計人口(4月1日現在)が69万9421人となったことが7日、分かった。若者の流出が主な要因で、20の政令指定都市で70万人を割るのは初めてとみられる。静岡市が政令市に移行した当時の人口要件は70万人だったが、総務省によると、人口減少で指定を取り消す規定はないという。

 静岡市によると、18~22歳の人口減が目立ち、進学や就職で首都圏に転出したのが原因とみられる。静岡市に次いで人口が少ないのは岡山、相模原両市で3月1日現在の推計人口は約72万人。

 政令市の人口要件は「人口100万人」または「近い将来100万人になる見込み」とされる。静岡市が政令市に移行したのは2005年4月で、01~10年は市町村合併を支援するため「70万人」に緩和されていた。

 静岡市は県外の大学に進学した学生に新幹線の定期代を補助するほか、東京都内に開設した移住支援センターで希望者の相談を受け付けるなどの人口減少対策を進めている。田辺信宏市長は3月30日の記者会見で「一時的に70万人を切ってしまうのは仕方がない。25年には70万人にしたい」と話した。〔共同〕



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