長期金利低下0・045% – 産経ニュース

 8日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(349回債、表面利率0・1%)の利回りが前日終値より0・005%低い0・045%となった。

 日銀が大規模な国債買い入れを続ける中、需給の引き締まった状態が続くと見込んだ買いが優勢になり、利回りが下がった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である12月きりは07銭高の151円ちょうど。

きょうの国内市況(12月7日):株式、債券、為替市場 – ブルームバーグ

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●日本株急反発、米テクノロジー株堅調と円高一服-輸出、内需広く買い

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  東京株式相場は急反発。前日のアジア株安を受けた米国株市場ではテクノロジー株が堅調に推移、為替の円高の勢いも鈍り、企業業績の先行きに対する過度な警戒感が後退した。東京エレクトロンやSUMCO、任天堂など輸出株のほか、建設や小売など内需株まで幅広く高い。

  TOPIXの終値は前日比20.83ポイント(1.2%)高の1786.25と反発、日経平均株価は320円99銭(1.4%)高の2万2498円03銭と4営業日ぶりに上げた。

  りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・マーケット・ストラテジストは、「米国の半導体関連は上がり過ぎたが故の銘柄入れ替えで下がっている側面が強く、ファンダメンタルズの変化が起こっているわけではない」と指摘。ただ、日本株はテクノロジー株中心に急騰後の調整局面にあり、短期的なリスクリターンから積極的な買いも入りにくいとし、「昨日のアジア株安のようなことが起こると、利益確定売りが出やすかった」と述べた。

  東証1部33業種はその他製品や建設、金属製品、化学、電機、倉庫・運輸、陸運、サービス、小売など30業種が上昇。海外原油市況の下げが響いた鉱業のほか、海運、銀行の3業種は下落。売買代金上位では、エヌビディアのゲーム機で中国に参入した任天堂、SMBC日興証券が目標株価を上げたSUMCO、マッコーリーキャピタル証券が投資判断を上げたディスコが高い。きょう東証1部に復帰したシャープのほか、ニトリホールディングス、国際石油開発帝石は安い。

  東証1部の売買高は15億2833万株、売買代金は2兆8073億円。値上がり銘柄数は1716、値下がりは269だった。

●債券は超長期中心に上昇、30年入札結果順調で-好需給確認との見方

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。この日に実施された30年利付国債入札が順調な結果となり、同ゾーンに対する投資家需要の強さが確認されたことから買い圧力が強まった。

  現物債市場で30年物56回債利回りは日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い0.83%と、1日以来の水準に低下した。新発40年物の10回債利回りは2bp低い0.985%と、11月24日以来の水準まで買われた。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「2018年度の国債発行計画で30年債は減額が濃厚となるなど、ポジティブな材料が多い中で迎えた30年債入札はしっかりこなされた」と指摘。「12月は大量償還月となる中で、投資できていない余ったお金を振り向ける先として足元の金利水準でも超長期債が選好されるということが確認された。月後半は超長期ゾーン対象の日銀オペが過密日程になっていることもあり、金利低下圧力がかかりやすくなってきている」と言う。

  一方、長期金利の指標となる新発10年物国債の349回債利回りは0.5bp高い0.055%、新発20年物の162回債利回りは0.5bp高い0.58%でそれぞれ推移した。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比2銭安の150円89銭で取引を開始し、一時は150円84銭まで下落。午後はプラス圏に転じ、結局は2銭高の150円93銭で引けた。

  財務省が実施した30年利付国債の入札結果は、最低落札価格が98円80銭と、市場予想98円70銭を上回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.38倍と2014年5月以来の水準に上昇。小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は4銭と、前回の26銭から大幅に縮小した。

●ドル・円は上昇、株価上昇受けドル買い・円売り優勢-112円台半ば

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。日本株やこの日のアジア時間に取引されている米株先物が上昇したのを背景に、ドル買い・円売りが徐々に優勢となった。

  午後3時45分現在のドル・円は前日比0.3%高の1ドル=112円56銭。朝方に付けた112円22銭から徐々に水準を切り上げ、午後の取引終盤に一時112円61銭まで上昇した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドルスポット指数は一時0.2%高の1169.97と11月22日以来の高水準を付けた。

  外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、「きょうの日本株は上がり、ドル・円も戻している」と説明。「あす米雇用統計発表なので、今晩の米国株が下がらなければ、そのまま米雇用統計待ちになりそう。米賃金上昇に注目。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げは間違いないと思う」と語った。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.1%安の1ユーロ=1.1788ドル。ポンド・ドル相場は0.2%安の1ポンド=1.3373ドル。前日は一時1.3358ドルと11月29日以来のポンド安・ドル高水準を付けた。欧州では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がフランクフルトでの会合で発言するほか、ドイツ社会民主党(SDP)党大会が開かれる。

  豪ドル・米ドルは続落。10月の豪貿易収支黒字額が市場予想を下回ったことを受けて、一時1豪ドル=0.7542米ドルと11月21日以来の豪ドル安・米ドル高水準を付けた。

債券上昇、オペ結果やリスク回避で買い優勢-あすの30年入札は重し … – ブルームバーグ

債券相場は上昇。日本銀行がこの日に長期債を対象に実施した買い入れオペの結果が需給の良さを示した上、中国景気の先行き不透明感や中東の地政学リスクなどを背景に日本株安・円高が進行したことからリスク回避の買いが優勢になった。

  6日の長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比6銭高の150円93銭で取引を開始。いったん150円94銭まで上昇した後は一時150円84銭に下落する場面もあったが、午後は株安・円高の進行に連れて値を戻し、結局は4銭高の150円91銭で引けた。

  しんきん証券営業企画部の高井行夫副部長は、「米ハイテク株の調整地合いの中、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として正式宣言したことや中国景気の先行き不透明感などを背景に国内株安・円高が進み、リスクオフが意識されて債券が買われた」と指摘。また、「残存期間5年超10年以下のオペ結果は応札額が前回より減って買い安心感が出た。10年債は利回りが0.05%を超える水準では押し目買い需要もある」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の349回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.06%と、新発債としては1日以来の高水準を付けて開始したが、午後は0.055%に買い戻されて推移した。

  この日の東京株式相場は日経平均株価が前日比445円34銭安の2万2177円04銭と、大幅下落して引けた。外国為替市場ではドル・円相場が一時1ドル=112円07銭と、3営業日ぶりの水準までドル安・円高が進んだ。

日銀オペ

  日銀はこの日午前の金融調節で、残存期間1年以下と5年超10年以下を対象にした国債買い入れオペを実施した。結果は5-10年の応札倍率が3.67倍と前回の3.91倍から低下した。一方、1年以下は前回から上昇した。

過去の日銀オペの結果はこちらをご覧下さい。

  財務省は7日、30年利付国債の価格競争入札を実施する。新しい回号となり、表面利率は0.8%が見込まれている。発行予定額は前回と同じ8000億円程度となる。

  しんきん証の高井氏は、30年債入札について、「償還見合いの手当て買いがある程度見込まれ、0.8%台半ば付近の利回り水準では無難にこなすとみていたが、きのうの10年債入札の結果をみて心配になってきた」と指摘。「来年度の日銀の緩和出口が意識された可能性があり、買いが手控えられて想定外に弱い結果になるという不安がある」としている。

過去の30年債入札の結果はこちらをご覧下さい。

債券15時 長期金利、0.045%に上昇 10年債入札が「弱め」 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

 5日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、一時前日比0.010%高い(価格は安い)0.045%を付けた。財務省が実施した10年物国債の入札が「弱め」の結果と受け止められ、午後の取引では売りが一段と優勢になった。

 財務省が5日に実施した10年物国債の入札では、最低落札価格が100円35銭と市場予想(100円41銭)を下回った。小さいほど好調な入札とされる平均落札価格(100円4…

〔マーケットアイ〕金利:10年債入札結果は弱い、国債先物が下落幅を拡大 – ロイター

 [東京 5日 ロイター] - <12:58> 10年債入札結果は弱い、国債先物が下落幅を拡大 財務省が午後0時45分に発表した10年利付国債の入札結果で、最低落札価格は1
00円35銭(最高落札利回り0.064%)、平均落札価格は100円40銭(平均落
札利回り0.059%)となった。落札価格の平均と最低の開き(テール)は5銭と前月
債(ゼロ)から拡大。応札倍率は3.70倍と前回(4.55倍)を下回った。 市場では「最低落札価格が事前予想を下回ったことから判断して弱い結果になった。
新発債への需要が期待されていたが、0.06%近辺までの調整が必要だったのだろう」
(国内証券)との見方がある。 入札結果を受けて、国債先物が下落幅を拡大。ただ、市場では「イールドカーブ・コ
ントロール政策が効いていることに加え、日銀の国債買い入れオペへの期待があることか
ら大きく崩れることはない」(同)との指摘がある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.137 -0.126 0.017 12:50 5年 -0.102 -0.095 0.014 12:49 10年 0.043 0.051 0.011 12:55 20年 0.58 0.589 0.008 12:54 30年 0.838 0.847 0.006 12:55 40年 1.008 1.019 0.003 12:55 <11:35> 10年債入札の最低落札価格、100円41─42銭付近か 財務省が午後0時45分に発表する10年利付国債の入札結果で、最低落札価格は1
00円41銭─100円42銭付近になるとの見方が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.145 -0.134 0.009 11:00 5年 -0.108 -0.101 0.008 10:55 10年 0.034 0.042 0.002 11:00 20年 0.575 0.584 0.003 11:01 30年 0.834 0.843 0.002 11:00 40年 1.008 1.018 0.002 10:58 <11:03> 国債先物が続落で引け、長期金利0.040%に小幅上昇 国債先物中心限月12月限は前日比5銭安の150円88銭と続落して午前の取引を
終えた。米税制改革法案への期待を背景にした前日のリスク選好地合いが一服したことを
受けて、買いが先行した。ただ、きょうの10年債入札を控え、買い進む動きは見られず
、徐々に調整売りに押された。現物市場は軟調。特に中期ゾーンに入札に絡む入れ替えと
みられる売りが出たもよう。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高いの
0.040%。 午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.045─マイナス0.0
65%を中心に取引された。税揚げ要因で強含んだ前日と取引レンジは大きく変わってい
ない。加重平均レートも前日(マイナス0.052%)並みで推移しているもよう。ユー
ロ円3カ月金利先物は弱含み。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 0.00 11: 年 5 34 9 00 5 -0.10 -0.1 0.00 10: 年 8 01 8 55 10 0.034 0.04 0.00 11: 年 2 2 00 20 0.575 0.58 0.00 11: 年 4 3 01 30 0.834 0.84 0.00 11: 年 3 2 00 40 1.008 1.01 0.00 10: 年 8 2 58 <10:30> 財務省が新発10年債入札を通告、金利上昇余地は限定的との声 財務省は午前10時半、新発10年債入札を通告した。利率0.1%、発行予定額2
兆3000億円程度。第349回債の新規発行となった。 発行日が12月20日で、日銀の買い入れ対象となるまでに間隔が空くこともあり、
やや慎重な入札になる可能性がある。一方で、新発債への需要に加えて、「償還が3カ月
延びるため、0.05%を超える落札利回りが予想され、一定の需要があるのではないか
」との声もある。テールが流れたとしても、日銀のイールドカーブコントロール政策で、
今後の金利上昇余地が小さいため、入札をきっかけに相場が大きく崩れる可能性は小さい
とみられている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.145 -0.134 0.009 10:30 5年 -0.108 -0.101 0.008 10:30 10年 0.033 0.041 0.001 10:30 20年 0.572 0.58 -0.001 10:25 30年 0.833 0.842 0.001 10:25 40年 1.008 1.018 0.002 10:30 <09:02> 国債先物が小反発で寄り付く、リスク選好の流れが一服 国債先物中心限月12月限は、前営業日比4銭高の150円97銭と小反発して寄り
付いた。早朝の為替市場で一時1ドル112円台前半と円高方向に振れるなど、前日の米
税制改革法案への期待を背景にしたリスク選好の流れが一服したことを受けて、買いが先
行した。ただ、きょうの10年債入札を控えて上値も限定的で、寄り後は狭いレンジで推
移している。 市場では、「米政権のロシアゲートへの懸念もあり、一方的にリスクオンになりにく
い。きょうの10年債入札が無難な結果になるとの思惑も買いを誘っている」(証券)と
の声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.154 -0.143 0 9:02 5年 -0.117 -0.11 -0.001 8:59 10年 0.031 0.038 -0.002 9:01 20年 0.571 0.579 -0.002 9:02 30年 0.831 0.84 -0.001 8:55 40年 1.006 1.014 -0.002 9:02 日本相互証券の日中画面 トレードウェブの日中画面 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含  変動利付国債引値一覧・入札前取引含む  物価連動国債引値一覧・入札前取引含む  スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む  短期金利のインデックス  (
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新発10年債、金利0.035%に上昇 – SankeiBiz

 週明け4日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(348回債、表面利率0.1%)の終値利回りが前週末より0.005%高い0.035%となった。

 2日に米上院が税制改革法案を可決し、巨額減税の可能性が高まったことから、投資家の積極姿勢が強まり、安全資産の国債を売る動きが優勢となった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である12月きりは09銭安の150円93銭となった。

アングル:新興国の債券、需要拡大で入手困難に – ロイター – ロイター

[ニューヨーク 1日 ロイター] – 一部の投資家は、利回りを追求してタジキスタンやイラクが新規に発行したソブリン債など従来の投資対象から外れた債券の物色に踏み込んでいる。だが、結果として価格は割高で入手さえ困難だったことが判明したという。

 12月1日、一部の投資家は、利回りを追求してタジキスタンやイラクが新規に発行したソブリン債など従来の投資対象から外れた債券の物色に踏み込んでいる。写真は中国人民元と米ドルの紙幣。シンガポールで6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White/Illustration)

新興国市場の債券はここ数週間、流通市場でこそ地合いが若干悪化しているが、ソブリン債や社債の利回り低下傾向を受け、パナマの銀行マルティバンクやバハマ、ナイジェリアの新発債は軒並み大幅な応募超過となった。

これは新興国市場の発行体にとっては朗報であり、従来は「投資適格級」の発行体にのみ与えられた低金利での資金調達が可能になった。だが、リスクの高い資産の価値が適正評価されない事態に結び付く可能性がある上、長期的には今後の新規発行で発行体に表面利率を引き下げるよう促すことでバリュエーションの精度が低下する恐れもある。

こうした状況を踏まえ、一部のファンドは新興国市場債への投資を縮小している。

T・ロウ・プライスの「エマージング・マーケッツ・コーポレート・ボンド・ファンド」のポートフォリオマネジャー、サミー・ムアディ氏は2017年の途中から新発債の購入を減らしたという。

同氏は「中南米の航空会社や中国の不動産会社を含めた格付け『シングルB』の発行体の新発債で選別の基準を厳格化した」と述べた。

新発債は通常、流通市場の価格より割り引いて販売されるため、ファンドマネジャーは特に返済実績の面で信用度の低い企業や国家が発行する新発債を好む。だがムアディ氏によると、こうした経験則は最近当てはまらず、同氏のファンドは購入資産に対する新発債の比率を約20%から12─15%に引き下げた。

新興国市場に特化した資産運用担当者らの話では、資産価値が適正に評価されない現状は、パッシブ運用のファンドやヘッジファンドなどの資金が高利回りを追求して流れ込んできたことが主因だという。

スタンディッシュ・メロン・アセット・マネジメント・カンパニーのポートフォリオマネジャー、ジョセフィン・シェイ氏は、こうした状況に「投資家として苛立っている」と話す。「基調的な基礎的条件を見極めずに大量の資金で見境なく買い付けが行われているようだ」と語った。

新興国市場債と米国債の利回り差は過去2カ月で拡大して直近では339ベーシスポイント(bp)となったが、過去16年間の平均よりも35bp低く、10月中旬には過去3年間で最小となっている。

<適正利回り下回る>

シェイ氏によると、インドなどアジアにおける最近の新発債は10倍程度の応募超過となっており、スタンディッシュ・メロンは社債やフロンティア市場ソブリン債の発行市場から撤退した。発行利回りが同社の算定する適正利回りを大きく下回ったのが理由だ。

過去数年では2─4倍の応募超過となるのが通例だったという。

一部の資産運用担当者は、新発債に応募しても需要が強いため、希望したよりも少ない債券しか購入できなかったと話している。

こうした中、シュローダーズの新興国市場債部門を率いるジム・バリノー氏は、ブラジルやメキシコ、ロシアなどの大国は避けて「比較的規模が小さく、知名度の低い」銘柄を購入して新興国市場社債への投資を増やしている。保有銘柄には国際的通信会社ミリコム・インターナショナル・セルラー(MICsdb.ST)やモバイル機器会社ディジセル・グループDCEL.Nなど新興国に重点を置く企業の社債が含まれている。

国際金融協会(IIF)の統計によると、新興国市場債には今年、2420億ドルの資金が流入。流入額は昨年の1020億ドルの2倍を超えている。

ラザード・アセット・マネジメントの新興国市場債ポートフォリオマネジャー、アリフ・ジョシ氏は新興国市場債について「基礎的条件を見極めることが重要」と指摘。いくつかの新興国では経済成長の加速や経常赤字の縮小、より健全な経済政策への移行が見られると説明した。

(Dion Rabouin記者)

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〔マーケットアイ〕金利:5日に10年債入札、日銀オペ期待などで順調予想 – ロイター

 [東京 4日 ロイター] - <15:19> 5日に10年債入札、日銀オペ期待などで順調予想 あす5日に10年債入札が実施される。今回債は既発348回債から償還が3カ月延
びるため、349回の新発債になる。 10年債利回りについて「米国のロシアゲート問題や税制改正法案の行方が気になる
が、来週の米連邦公開市場委員会での利上げはほぼ織り込んでおり、日米ともに国債利回
りが大きく上昇することはないだろう。国内でもイールドカーブ・コントロール政策が効
いているため、狭いレンジでの取引が続く可能性が高い」(国内証券)とみている。 前回債は入札の好不調を示す落札価格の平均と最低の開き(テール)が約15年半ぶ
りにゼロとなるなど強い入札結果になった。市場では「入札を取り巻く環境が悪くないう
えに、日銀の国債買い入れオペへの期待などから一定の需要を集めて、今回債も順調に消
化されそうだ」(同)との見方がある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.154 -0.143 0.009 13:41 5年 -0.116 -0.109 0.009 15:05 10年 0.033 0.04 0.006 14:20 20年 0.573 0.581 0.006 15:09 30年 0.833 0.842 0.007 15:02 40年 1.007 1.017 0.012 15:02 <15:07> 国債先物は反落、入札控え長いゾーンに調整売り 長期国債先物は反落して引けた。米上院が2日、税制改革法案を可決したことで、年
内にも同法案が正式に成立するという期待が高まった。朝方はリスクオンの流れが警戒さ
れて売りが先行。中盤以降は、日経平均株価が軟調に推移するなか、先物限月交代に絡む
買い戻し圧力といった需給要因が相場を下支えし、売り一巡後は下げ渋った。 現物債市場では金利に上昇圧力がかかった。超長期・長期ゾーンは、今週実施される
10年債、30年債入札に絡んだ業者の持ち高調整がみられた。中期ゾーンもポジション
調整から軟化した。
  長期国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比9銭安の150円93銭。1
0年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比0.5bp上昇の0.035%。 短期金融市場では、無担保コール翌日物がマイナス0.045─マイナス0.065
%付近で取引された。税揚げ日を迎えたが、資金調達意欲が高まらず、前週末と取引レー
トは大きく変わっていない。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナ
ス0.091%とマイナス幅を拡大。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.
063%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.154 -0.143 0.009 13:41 5年 -0.116 -0.109 0.009 14:19 10年 0.033 0.04 0.006 14:20 20年 0.573 0.581 0.006 14:59 30年 0.833 0.841 0.006 15:00 40年 1.007 1.016 0.011 14:59 <14:35> 国債先物は小動き、中心限月の交代へ向けロール進む 国債先物は小動き。中心限月12月限は前営業日比7銭安の150円95銭近辺で推
移しており、前引け段階とほぼ同水準。市場では「内外ともに材料はあるが、相場を大き
く動かすまでのインパクトはないようだ。中心限月の交代へ向けたロールが淡々と進んで
いる印象を受ける」(国内証券)との指摘がある。 日銀の黒田東彦総裁は4日、ユーロフォーラムセミナーで「QQEは副作用があった
」、「イールドカーブがフラット化し過ぎたことは日本の金融体制に良いことではない。
このため昨年YCCを導入した」、「金融上の問題が発生することなくYCCを運営して
きた」などと発言しているが、相場への影響は限られている。10年最長期国債利回り(
長期金利)は午前の取引で付けた0.035%で動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.154 -0.143 0.009 13:41 5年 -0.116 -0.109 0.009 14:19 10年 0.033 0.04 0.006 14:20 20年 0.577 0.585 0.01 14:29 30年 0.837 0.845 0.01 14:30 40年 1.008 1.017 0.012 14:30 <11:03> 国債先物が反落で前引け、長期金利0.035%に小幅上昇 国債先物中心限月12月限は前営業日比6銭安の150円96銭と反落して午前の取
引を終えた。米上院が2日、税制改革法案を可決したことで、年内にも同法案が正式に成
立するという期待が高まった。朝方はリスクオンの流れが警戒されて売りが先行。5日に
10年債、7日に30年債と長期・超長期債の入札が相次ぐことも上値を重くした。もっ
とも、日経平均が軟調に推移する中、先物限月交代に絡む買い戻し圧力といった需給要因
が相場を下支えし、売り一巡後は下げ渋った。 現物市場は閑散。今週に入札を控えた長期・超長期ゾーンを中心に利回りが上昇。1
0年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.035%に小幅上昇した。 午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.045─マイナス0.0
65%付近で取引された。税揚げ日を迎えたが、資金調達意欲が高まらず、前週末と取引
レートは大きく変わっていない。ユーロ円3カ月金利先物は期先にかけて弱含み。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.158 -0.145 0.007 11:00 5年 -0.121 -0.115 0.003 11:00 10年 0.032 0.039 0.005 10:55 20年 0.572 0.58 0.005 10:50 30年 0.831 0.84 0.005 10:53 40年 1.004 1.014 0.009 11:00 <10:00> 国債先物が下げ渋り、米税制改革進展でも売り続かず 国債先物が下げ渋り。中心限月12月限は売り一巡後、寄り水準での小動きで推移し
ている。米上院が2日、税制改革法案を可決したことで、朝方はドル高・円安が進行した
が、日経平均株価が上値を重くしていることを受けて、下値を売り込む動きは出ていない
。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.035%に小幅上昇した
。 国内金融機関の債券関係者は、「米税制改革法案が年内にも正式成立する可能性が強
まったが、企業がキャッシュリッチの状況にある中で、法人税の減税がどれだけの経済効
果をもたらすか不透明だ。一方で、財源問題で家計の負担が大きくなるようであれば、景
気を下押す可能性さえ否定できない。先送りされている米債務上限問題や、くすぶる米大
統領の弾劾裁判に向けた行方など、来年の米大統領中間選挙に向けた波乱材料を踏まえる
と、一方的なリスクオン相場と考えるのは早計だ」との見方を示している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.155 -0.144 0.008 9:40 5年 -0.121 -0.114 0.004 9:58 10年 0.032 0.039 0.005 10:00 20年 0.573 0.581 0.006 10:01 30年 0.832 0.84 0.005 10:00 40年 1.006 1.015 0.01 10:00 <08:54> 国債先物が反落で寄り付く、米税制改革進展で円安が進行 国債先物中心限月12月限は、前営業日比5銭安の150円97銭と反落して寄り付
いた。米上院が2日、法人税の税率を現行の35%から20%に引き下げることなどを柱
とした税制改革法案を可決したことで、同法案の年内成立への期待が高まった。週明け早
朝の為替市場で円安が進行するなど、リスク選好の流れが意識されており、先物を中心に
売りが先行した。 市場では、「前週末に買われた反動もあり、売りが先行して取引が始まった。現物は
閑散だが、気配をみると軟調。あすの10年債入札を控えて、もう少し調整したいとの思
惑もあるのだろう」(証券)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.161 -0.15 0.002 8:47 5年 -0.121 -0.115 0.003 8:54 10年 0.033 0.04 0.006 8:53 20年 0.573 0.581 0.006 8:53 30年 0.833 0.843 0.008 8:53 40年 1.003 1.015 0.01 8:53 日本相互証券の日中画面 トレードウェブの日中画面 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む  国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含  変動利付国債引値一覧・入札前取引含む  物価連動国債引値一覧・入札前取引含む  スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む  短期金利のインデックス  (
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債券市場の機能度最低 日銀11月調査 – 日本経済新聞

 日銀が1日発表した11月の債券市場サーベイによると、市場が円滑に動いているかを示す機能度判断指数(DI)はマイナス50となった。前回8月調査に比べ5ポイント悪化し、2015年2月の調査開始以来で最低。日銀の長短金利操作で金利変動幅が小さくなり、取引が停滞している。

 調査は四半期ごとに実施し46金融機関が対象。同DIは債券市場の機能が「高い」と答えた割合から「低い」と答えた割合を差し引いた値。16年8月調査のマイナス46が最低だった。

 市場の注文量では「多い」から「少ない」を引いたDIがマイナス39となった。新発10年物国債の利回り見通しの中央値は、17年度末0.07%、18年度末0.15%、19年度末0.25%だった。

【債券週間展望】利回り曲線スティープ化へ、超長期入札とオペ日程で … – ブルームバーグ

12月第1週(4日-8日)の債券市場では利回り曲線にスティープ(傾斜)化圧力が掛かりやすいと予想されている。7日に30年債入札を控える中、翌8日まで超長期債を対象とする日本銀行の国債買い入れオペが実施されないことから、同ゾーンの需給に不安が出ていることが背景にある。

  長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは欧米金利のスティープ化などを背景に11月30日に一時0.04%と、20日以来の水準まで上昇した。一方、12月の日銀オペ運営方針で1年超の各ゾーンの買い入れ額レンジが据え置かれたことが安心感につながり、1日には0.03%まで買い戻された。

  野村証券の中島武信クオンツ・アナリストは、「7日の30年債入札の前に超長期のオペがないため入札まで同ゾーンは緩みやすく、カーブはスティープニングする見通し」と指摘。「10年債に関しても入札までは調整する可能性がある」とみる。

  財務省は5日に10年利付国債の価格競争入札を実施する。新しい回号となり、表面利率は0.1%が見込まれている。発行予定額は前回と同じ2兆3000億円程度。7日の30年債入札では発行額は8000億円程度となる。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「10年入札は0.05%を下回る水準ではあまり買いたくないだろう」と予想。「30年入札でも積極的に上値を買う人はいない。ただ、20年超のカーブは発行減額をにらみながらフラットニング圧力が根強いので、30年入札はそこそこしっかりする可能性もある」とみる。

  日銀が先月末に発表した12月の国債買い入れオペの運営方針によると、6日に残存5年超10年以下、8日には1年超5年以下と10年超のオペがそれぞれ予定されている。

過去の日銀オペの結果はこちらをご覧下さい。

市場関係者の見方

*T

◎しんきん証券営業企画部の高井行夫副部長

  • 米税制改革法案をめぐる期待で急にリスク選好に傾いた分の巻き戻しで強含みの展開予想
  • 日銀のカーブ運営方針の変化を心配するような話が出ているが、オペ減額しても売られないような感じで動くと思われる
  • 長期金利の予想レンジは0.02%~0.04%

  
◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 基本的に米税制改革が実現すれば景気にプラス、米金利は上昇方向でみており海外要因で円債金利も小幅上昇の見込み
  • 米債はフラットニング行き過ぎている部分あり、ポジション巻き戻しが生じてもおかしくない
  • 長期金利の予想レンジは0.02%~0.07%  

  
◎野村証券の中島武信クオンツ・アナリスト

  • 日銀オペの買い入れレンジが変わらなかったので、大きく荒れる展開は予想していない
  • 先物は151円を背に戻り売り出やすく、10年に関しても入札まで調整する可能性ある
  • 長期金利の予想レンジは0.03%~0.07%

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