輸出額12.8%増、7年ぶり伸び率 4~9月 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

 財務省が19日発表した2017年4~9月期の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同期比12.8%増の38兆3738億円だった。リーマン・ショック後に急減した反動から大幅に増えた10年4~9月期(25.0%増)以来、7年ぶりの大きな伸び率となった。中国向けの輸出額は最高を記録。米国や中国を中心とする世界経済の持ち直しで半導体など電子部品や自動車の出荷が伸びた。

 輸出額は2期連続で増えた。輸入額は15.3%増の36兆4549億円と6期ぶりに増加し、貿易収支は20.3%減り1兆9190億円の黒字だった。黒字は4期連続。

 輸出は中国向けがけん引した。輸出額は21.7%増の7兆2671億円で、比較可能な1979年度以降で最高。世界的なスマートフォン需要の拡大で、半導体や液晶関連が好調に推移した。中国を含めたアジア向けも16.0%増の20兆9713億円だった。

 米国向けは10.6%増の7兆4187億円と、4期ぶりに増加に転じた。米国の堅調な個人消費を背景に、大型の自動車や関連部品の輸出が伸びた。貿易収支は3兆3838億円と3期ぶりに増加した。欧州連合(EU)向けは10.5%増の4兆2959億円だった。船舶や自動車が堅調だった。

 一方、9月単月の輸出は前年同月比14.1%増の6兆8110億円だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(14.8%増)を下回った。輸入額は12.0%増の6兆1408億円、貿易収支は6702億円の黒字だった。

 SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストは「輸出は4~6月に踊り場状態だったが、今年後半は世界経済の拡大や円安を支えに増加基調を保つ」とみる。


過去の統計データがご覧いただけます。

9月の貿易収支は4カ月連続黒字-市場予想上回る – Bloomberg – ブルームバーグ

輸出から輸入を差し引いた日本の貿易収支は、9月速報で4カ月連続の黒字となった。市場予想は上回った。財務省が19日発表した。

キーポイント
  • 貿易収支は6702億円の黒字(ブルームバーグ調査の予想中央値は5568億円の黒字)-前月は1126億円の黒字
  • 輸出は前年同月比14.1%増の6兆8110億円と10カ月連続の増加-前月は6兆2786億円
  • 輸出数量指数は4.8%増と8カ月連続の増加
  • 輸入は同12%増6兆1408億円と9カ月連続の増加-前月は6兆1659億円

背景

  世界経済と歩調を合わせ、輸出主導で日本経済も好転している。日経平均株価の終値は17日、21年ぶりの高値をつけた。

  内閣府が発表した9月の月例経済報告では、輸出は「持ち直している」と判断。先行きも海外経済の回復を受けて「持ち直しが続くことが期待される」という見通しを示した。輸入も「持ち直しの動きがみられる」としている。

  一方、貿易政策をめぐり日米間で動きが出ている。政府関係者によると、16日に開催された第2回日米経済対話で、米国から自由貿易協定(FTA)交渉に強い関心が示された。日本は米国を除いた11カ国間の環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を目指しており、11月初旬の日米首脳会談でも通商問題を取り上げる公算が大きい。

エコノミストの見方

  • 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは電話取材で、世界的に実体経済は強く「輸出が増えているというのは違和感はない」と説明。強い伸びだった昨年後半の反動で4-6月期は弱かったが、7-9月期は「増加基調を再確認」したと述べた。
  • みずほ証券の末広徹シニアマーケットエコノミストは発表後のリポートで、中国向け輸出は増加したが、共産党大会後は構造改革が優先され、「目先の経済成長率を犠牲にする可能性がある」と指摘。原油価格や為替の影響で輸入金額も増えやすく「貿易黒字は拡大しにくいだろう」との見方を示した。

詳細

  • 原動機輸出は19.6%増、米国向けの自動車エンジン部品が好調
  • 中国からの通信機輸入は28.1%減-アイフォーン新機種の発売見据え買い控え
  • 原油の輸入額は15%増、数量は5.3%減-原油価格は前年比13.1%増の1バレル=51.5ドル
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今日の注目スケジュール:貿易収支、豪失業率、中小売売上高、中7-9月 … – まぐまぐニュース!


<国内>
08:50  貿易収支(9月)  5598億円  1126億円
08:50  対外・対内証券売買契約(先週)
13:30  全産業活動指数(8月)  0.2%  -0.1%

<海外>
09:30  豪・失業率(9月)  5.6%  5.6%
11:00  中・固定資産投資(都市部)(9月)  7.7%  7.8%
11:00  中・鉱工業生産指数(9月)  6.4%  6.0%
11:00  中・小売売上高(9月)  10.1%  10.1%
11:00  中・GDP(7-9月)  6.8%  6.9%
15:00  スイス・貿易収支(9月)    21.7億スイスフラン
17:30  英・小売売上高指数(9月)  -0.2%  1.0%
21:30  米・新規失業保険申請件数(先週)    24.3万件
21:30  米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(10月)  20.5  23.8
23:00  米・景気先行指数(9月)  0.1%  0.4%

米・決算発表 ブラックストーン、ベライゾン

欧・欧首脳会議(20日まで)

亜・韓国中央銀行が政策金利発表

インドネシア中央銀行が政策金利発表  4.25%  4.25%

APEC財務相会合(21日まで)

印・株式市場は祝日のため休場(20日まで)

注:数値は市場コンセンサス、前回数値

日米経済対話 ごり押しの交渉には乗れない : 社説 : 読売新聞(YOMIURI … – 読売新聞

 日米貿易について両政府の思惑の違いが浮き彫りとなった。貿易赤字を目の敵にする「米国第一」は、双方の利益にならない。日本は、その点を粘り強く説かねばなるまい。

 麻生副総理兼財務相とペンス米副大統領をトップとする日米経済対話がワシントンで開かれた。4月の東京会合に続く2回目だ。

 ペンス氏は、日本との自由貿易協定(FTA)に「強い関心」を示した。麻生氏は、米国が離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)の意義を改めて強調し、議論はみ合わなかった。

 日本が米国とのFTAを警戒する理由は、トランプ政権の基本姿勢にある。米国の貿易赤字を相手国による一種の「搾取」と捉え、相手国側に是正する責任があると一方的に押しつけるからだ。

 トランプ氏の大統領選勝利の原動力となった、米製造業地帯の支持を強く意識していよう。

 貿易収支の赤字は、米消費者の利益となる安価で高品質な製品の輸入が多いことを表している。

 そうした現実には目を閉ざし、自説に都合の良い面しか見ようとしないのは、トランプ政権に顕著な傾向と言える。

 超大国の立場を振りかざす態度も問題が大きい。北米自由貿易協定(NAFTA)見直し交渉では米国にのみ特別扱いを求める。米韓FTAは協定の破棄をちらつかせ、韓国に再交渉をませた。

 日本政府は、たとえ日米FTA交渉に臨んでも、米国以外の市場開放も期待できたTPP交渉以上の譲歩は難しいという立場だ。

 米国が農産物の関税などでTPP以上の撤廃・削減を要求するようだと、重要な同盟国である日米の関係悪化は避けられない。

 日本政府内には、米政府が当面、NAFTAと米韓FTAに注力するため、対日交渉の本格化は、まだ先になるとの見方がある。

 その時間を無駄に費やしてはならない。日本は、保護主義を強める米国が、自由貿易体制に回帰する環境の醸成に努めるべきだ。

 第一は、米国を除く11か国のTPPを着実に動かし始めることである。暫定的な協定内容を迅速にまとめ、目標とする11月の首脳合意を果たしたい。

 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)も年内に最終合意すれば、米国を多国間枠組みに振り向かせる契機となろう。

 トランプ氏は来月初旬、来日する。首脳間の信頼関係を深めて、早期に貿易摩擦の芽を摘む建設的な協議が求められる。

日米経済対話 ごり押しの交渉には乗れない – 読売新聞

 日米貿易について両政府の思惑の違いが浮き彫りとなった。貿易赤字を目の敵にする「米国第一」は、双方の利益にならない。日本は、その点を粘り強く説かねばなるまい。

 麻生副総理兼財務相とペンス米副大統領をトップとする日米経済対話がワシントンで開かれた。4月の東京会合に続く2回目だ。

 ペンス氏は、日本との自由貿易協定(FTA)に「強い関心」を示した。麻生氏は、米国が離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)の意義を改めて強調し、議論はみ合わなかった。

 日本が米国とのFTAを警戒する理由は、トランプ政権の基本姿勢にある。米国の貿易赤字を相手国による一種の「搾取」と捉え、相手国側に是正する責任があると一方的に押しつけるからだ。

 トランプ氏の大統領選勝利の原動力となった、米製造業地帯の支持を強く意識していよう。

 貿易収支の赤字は、米消費者の利益となる安価で高品質な製品の輸入が多いことを表している。

 そうした現実には目を閉ざし、自説に都合の良い面しか見ようとしないのは、トランプ政権に顕著な傾向と言える。

 超大国の立場を振りかざす態度も問題が大きい。北米自由貿易協定(NAFTA)見直し交渉では米国にのみ特別扱いを求める。米韓FTAは協定の破棄をちらつかせ、韓国に再交渉をませた。

 日本政府は、たとえ日米FTA交渉に臨んでも、米国以外の市場開放も期待できたTPP交渉以上の譲歩は難しいという立場だ。

 米国が農産物の関税などでTPP以上の撤廃・削減を要求するようだと、重要な同盟国である日米の関係悪化は避けられない。

 日本政府内には、米政府が当面、NAFTAと米韓FTAに注力するため、対日交渉の本格化は、まだ先になるとの見方がある。

 その時間を無駄に費やしてはならない。日本は、保護主義を強める米国が、自由貿易体制に回帰する環境の醸成に努めるべきだ。

 第一は、米国を除く11か国のTPPを着実に動かし始めることである。暫定的な協定内容を迅速にまとめ、目標とする11月の首脳合意を果たしたい。

 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)も年内に最終合意すれば、米国を多国間枠組みに振り向かせる契機となろう。

 トランプ氏は来月初旬、来日する。首脳間の信頼関係を深めて、早期に貿易摩擦の芽を摘む建設的な協議が求められる。

9月のICTの輸出額 過去最高 – KBS WORLD Radio News

9月のICTの輸出額 過去最高

韓国のことし9月のICT=情報通信技術の輸出額が192億6000万ドルとなり、月間としてはこれまででもっとも多かったことがわかりました。

科学技術情報通信部と産業通商資源部が16日、発表したところによりますと、ことし9月のICTの輸出額は、前の年の同じ月に比べて32.6%増加して、暫定で192億6000万ドルとなり、月間としてはこれまででもっとも多かったということです。

先月の174億8000万ドルに続いて2か月連続で過去最高記録を塗り替えました。

品目別には、半導体が73.3%増えたほか、ディスプレー、コンピューターおよび周辺機器も増加しました。

輸出先別には、中国が99億7000万ドルでもっとも多く、続いてベトナム、アメリカ、EUの順で、それぞれ増加傾向が続きました。

一方、9月の輸入は、23.8%増えて90億7000万ドルで、貿易収支は101億9000万ドルの黒字となりました。

ユーロ圏貿易黒字、8月は161億ユーロ 前年比で縮小 – ロイター

[ブリュッセル 16日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が発表した8月のユーロ圏貿易収支(季節調整前)は161億ユーロの黒字だった。

前年同月は175億ユーロの黒字。

輸出は前年比6.8%増、輸入は8.6%増。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」

【今週の予定】16-22日 衆院選投開票/三菱自が中計/貿易収支ほか … – SankeiBiz


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米国第一の表れ?財務長官「貿易収支の数字、持ち歩く」 – 朝日新聞

 「貿易収支の数字を書いたカードを毎日持ち歩いている」。ムニューシン米財務長官は14日、記者団に日々の「日課」を明かした。「米国第一」を掲げるトランプ政権は、二国間の貿易赤字を問題視しており、その徹底ぶりをうかがわせた。

 主要20カ国・地域(G20)財務相・首脳会議後の取材で、ムニューシン氏は「我々は米国第一の政策についてかなり率直に訴えてきた」と強調。「モノとサービスの両方について、私はG20参加国すべての国との貿易収支を書いたカードを毎日持ち歩いている」と話した。トランプ政権は、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しなど、最優先課題に貿易赤字の解消を掲げており、16日の日米経済対話でも議論されるとみられる。

 専門家の間では、二国間の貿易収支はその国の投資や貯蓄に影響されるとみられており、貿易協定で改善するのは難しいとの見方が多い。記者団に「財務省のエコノミストの部下はあなたの考えに賛成しているのか」と問われると、「我々の考え方は、二国間で交渉したほうがより簡単だということだ。我々の現時点での焦点は、一部の貿易協定の再交渉だ」と話した。(ワシントン=五十嵐大介