企業物価3月1.4%上昇 3カ月連続プラス、資源高反映 :日本経済新聞 – 日本経済新聞



 日銀が12日発表した3月の国内企業物価指数(速報値、2015年=100)は98.2となり、前年同月から1.4%上昇した。上昇は3カ月連続で、上昇幅は消費税率引き上げなどの要因を除くと2年8カ月ぶりの大きさ。原油などの資源価格が上昇基調にあることが影響した。16年度の国内企業物価指数は96.8と2.3%下落し2年連続で前年度を下回った。

 企業物価指数は出荷や卸売り段階で取引される製品の価格を調べたもので、消費者物価指数の先行指標とされる。

 調査対象746品目のうち、前年同月から価格が上昇したのは286品目、下落したのは386品目だった。

 品目別では石油・石炭製品が30.8%上昇した。上昇幅が30%台となるのは08年9月以来だ。昨年11月の石油輸出国機構(OPEC)による減産合意をきっかけに、原油などが値上がりした。

 非鉄金属は7.2%上昇した。トランプ米大統領が掲げるインフラ投資の拡大への期待などから価格が上がった。鉄鋼は中国での需要が拡大したため5.6%上昇した。

 もっとも企業は素材高を最終製品に十分転嫁できておらず、2月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年同月比で0.2%の上昇にとどまっている。



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