分散投資シフト、ロボアドに期待|マネー研究所|NIKKEI STYLE – 日本経済新聞



 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
 今回はTKGさん(32) 新しいことを勉強するのが好きで、プログラミングや会計に取り組む。真剣な勉強で出会った人は長くつながれる友人に。

■2009年~

TKGさん 分散投資が大切

 友人のすすめで投資を始めた。自分に欠かせないサービスを提供するグーグル(現在のアルファベット)とアマゾン・ドット・コムの株を合わせて200万円強買った。2年ほどで大きく値上がりした。投資を始めたのはリーマン・ショック後だったため、あらゆる株が値下がりして割安だった。何を買っても上がるので、初心者ながらに楽しかった。

■13年~

 これまで順調に資産を増やしていたことから強気に。米3D(3次元)プリンター大手の3Dシステムズとストラタシスにほぼ全財産を投資した。しかし、14年の年明けに2つとも大きく値下がりし始める。帰省していた実家で急落を告げる証券会社からのメールを受け取ったが、気が動転して対処できなかった。

 結局損失は400万円に拡大、ショックを受けた。しばらくは積極的に売り買いする投資から離れ、優待狙いでオリエンタルランド(4661)やジェイアイエヌ(3046)を買った。

■15年~

 転職して教員になった。残業代がなく収支を把握しやすくなったため、今後のお金の計画を計算してみた。その結果、個別株で大もうけを狙う必要はなく年率3%の利回りを目指せば十分だと分かった。そこで手堅く運用できるインデックス型の投資信託を購入。個別株に回すのは多くても5%までと心に決める。

■16年~

 ロボットが資産運用を指南する「ロボアドバイザー」を活用したウェルスナビで月3万円、お金のデザインで月2万円を積み立て始める。ウェルスナビで最初に始めた分は1割以上増えた。現在は個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」やおつりで投資できるサービス「トラノコ」、ビットコインにも投資する。ただ仕事が忙しく投資にあまり時間をかけられない。安心して放っておける自分に合ったスタイルで投資を続けたい。

[日経ヴェリタス2017年11月5日付]



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