シーメンスヘルスケア,多様なアプリケーションを搭載した1.5T MRI装置「MAGNETOM Sempra」の販売を開始 – インナビネット



MAGNETOM SempraMAGNETOM Sempra

シーメンスヘルスケア(株)(以下シーメンス)は,ハイエンド3T MRI装置と同等の多様な先進アプリケーションを搭載し,幅広い医療ニーズに応える1.5T MRI装置「MAGNETOM Sempra(マグネトム センプラ)」の国内販売を開始した。高い臨床価値と経済性を両立する製品として,総合診療を標榜する医療機関や整形外科,脳外科に注力する施設向けに展開する。

現在,医療従事者を取り巻く環境は転換期を迎え,高い臨床的有用性はもちろん,検査数の増加や検査時の被検者ケアなど,さまざまな要求への対応が求められている。一方で約1,000件の医療施設を対象にした国内調査*2では,総収支率
100%未満の赤字であった割合は平成27年度36%,平成28年度38%と医療施設は経営的に厳しい状態で,医療機器の導入費用や運用コスト削減も大きな課題となっている。MAGNETOM Sempraは,これら医療業界が直面する様々な課題やニーズに応えるために開発された製品である。

・ハイエンド装置と同等のソフトウェアバージョンE11を搭載し,高い臨床価値を提供
MAGNETOM Sempraは,MRI検査をリードする先進的なハードウェアとアプリケーションによって医療機関のサービスの差別化に貢献。軽量な高感度コイル「Tim4G」を搭載し,質の高い診断を可能にする高画質な画像を提供する。
また,金属アーチファクトを抑制する「Advanced WARP」機能により,これまで検査が難しかった体内金属を有する被検者の検査が可能になる。

・ワークフローの自動化により,安定した高画質を提供
被検者の状態,年齢,体型,これまでの既往歴,操作するスタッフなど,画質に影響する要因はたくさんある。MAGNETOM Sempraに搭載されたワークフローの自動化機能「DotGO」は,操作をシンプルにすることで検査効率の向上だけでなく検査のばらつきを低減し,安定した高画質を提供する。通常の検査はもちろん,夜間や救急などMRI検査に熟練したスタッフが不在になりがちな場面でも検査のクオリティを担保できる。DotGOの自動位置決め機能は全MRI検査の75%*3に対応し,幅広い検査領域で検査効率の向上に貢献する。

・最大30%*1の電力消費削減とクラス最小レベルの設置面積により高い経済性を実現
MAGNETOM Sempraは,装置稼働による液体ヘリウムの消費量をゼロにする「ゼロボイルオフテクノロジー」と「Eco-Power」技術を搭載。ゼロボイルオフテクノロジーの実現には,液体ヘリウムを効率的に循環させ,常にコンプレッサーを稼動させる必要がある。Eco-power技術は,マグネット内の液体ヘリウム状態をモニタリングし,ヘリウムの循環が不要な時にはコンプレッサーを停止するシステムで,従来よりも電力消費を最大30%削減する。
また,装置の最小設置面積はクラス最小レベルの28m2のため,装置導入の初期費用削減や検査スペースの有効活用につながる。

・わずか10分の検査時間と静音技術「Quiet Suite」で被検者の負担を軽減
MAGNETOM Sempraは被検者が入室後わずか10分で検査が終了するような撮像シーケンスを搭載。小児や長時間ベッドの上に横たわるのが困難な被検者にとって検査時の負担を軽減し,検査騒音を最大97%*4カットする静音技術「Quiet Suite」と合わせて被検者の快適性向上に寄与する。

1:同社比  
2:平成28年度 病院経営調査報告書(公益社団法人 全日本病院協会発行)
3:同社調べ 
4:同社比

「MAGNETOM Sempra」に関する情報は,製品紹介ページを参照。
https://www.healthcare.siemens.co.jp/magnetic-resonance-imaging/0-35-to-1-5t-mri-scanner/magnetom-sempra

シーメンスヘルスケアは,2017年4月14日(金)〜16日(日)にパシフィコ横浜で開催される「ITEM 2017(国際医用画像総合展)」に出展する。2016年5月に発表した新たなブランド「Siemens Healthineers」のもと,新デザインのブースでは,MAGNETOM Sempraを含む数多くの製品やサービスを紹介する。
ITEM 2017 シーメンス展示情報ページ
URL: www.siemens.co.jp/ITEM2017



こんな記事も読まれています



コメントを残す