2月貿易黒字 1兆円を超す 6年4カ月ぶり – 東京新聞



 財務省が十日発表した二月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービスの取引や投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は二兆八千百三十六億円となり、前年同月比18・2%増加した。
 黒字は三十二カ月連続で、二月としては比較可能な一九八五年以降で過去最大。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支の黒字額が一兆七百六十八億円と、約二・七倍になったことが寄与した。
 貿易黒字が一兆円を超えたのは二〇一〇年十月以来、六年四カ月ぶり。貿易収支のうち、輸出額は12・2%増の六兆三千三百三十九億円。中国やアジア向けを中心に自動車関連部品や半導体などの電子部品が伸び、三カ月連続で増加した。昨年は二月だった中華圏の春節(旧正月)休暇が今年は一月下旬に始まり、一月の輸出が抑えられた反動が出た。輸入額は0・3%増の五兆二千五百七十億円にとどまり、輸出の伸びが大きく上回った。
 輸送や旅行などのサービス収支は六百三十九億円の赤字だった。

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