英首相とLSEトップ、サウジ政府系ファンドに投資呼び掛け – 朝日新聞


 [リヤド 5日 ロイター] - 英国のメイ首相とロンドン証券取引所(LSE)<LSE.L>トップのザビエル・ロレット氏は5日、訪問先のサウジアラビアで、同国の政府系ファンド(SWF)の責任者と会談し、英国への投資を呼び掛けた。

 サウジは英国にとって中東で最大の貿易相手国。 

 英首相府報道官によると、メイ首相とロレット氏はサウジのSWFである公共投資基金(PIF)の責任者に対し、「ハイレベルな投資機会の概要」を提示し、英国への投資を売り込んだ。

 PIFはまだ、英企業に対する直接投資を行っていない。 

 LSEをはじめとする主要証券取引所は、世界最大規模と見込まれる国営石油会社サウジアラムコ<IPO-ARMO.SE>の新規株式公開(IPO)の上場先に名乗りを上げている。

 サウジ政府はアラムコの上場前に同社の株式をPIFに移管する計画で、PIFが証券取引所との協議窓口となっている。

 アラムコは2018年に予定するIPOで株式の最大5%を売却する計画。

 サウジ当局者は昨年、アラムコ株の移管後、PIFの資本を1600億ドルから2兆ドルに引き上げる方針を示した。 

 メイ首相はサウジ訪問終了にあたり、英国はサウジのムハンマド副皇太子が原油依存脱却に向けて主導する経済改革計画「ビジョン2030」を強く支持するとの考えを示した。

 メイ首相は今回、サルマン国王とも会談。安全保障や貿易などについて協議した。

 英首相府の声明によると、ハモンド財務相、フォックス国際貿易相、ジョンソン外相などの主要閣僚が数カ月以内にサウジアラビアを訪れる予定。ラブグローブ国防次官は来月にサウジを訪問し、英国が支援を表明したサウジの国防改革について協議する。


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