箕面市の新文化ホール、指定管理料なしでの運営を民間事業者が提案 – nikkei BPnet

箕面船場駅(仮称)周辺の整備イメージ(資料:箕面市)

[画像のクリックで拡大表示]

 大阪府箕面市は6月12日、2021年4月開業を目指す新文化ホールの運営管理予定事業者に、キョードーファクトリーを選定したと発表した。

 新文化ホールは、北大阪急行線延伸で開業する「(仮称)箕面船場駅」前に、PFI方式で整備される。1000~1400席の大ホールと、250席の小ホールなどで構成し、既存ホール(501席)と併用して活用する。箕面市は専門性の高いホール運営管理者を選ぶことを重視し、整備事業者の選定に先行して4月から募集を行っていた。

 キョードーファクトリーは、市から指定管理料を受け取るのではなく、事業収入の中から市に納付金を支払う計画を提案。市の候補者検討会議はこの収支計画を特に高く評価した。

 そのほか、グループ企業で年間1800本超の多様なジャンルの公演を実施した同社の実績や集客力、まちづくりや賑わい創出の拠点として地元企業との連携を視野に入れた提案、箕面から全国へ発信するコンテンツ原案などの評価も高かった。

 キョードーファクトリーは今後、新文化ホールの設計・建設、設備などの要求水準書案の作成を支援する。箕面市は要求水準などを策定後、キョードーファクトリーと一体のSPCを組成することを前提として整備等予定事業者を公募する。箕面市とSPCの契約締結は2018年1月の予定だ。

 箕面市では、新文化ホールについて「駅前のまちづくりの核施設」「市の芸術文化活動を支える総合的な中核拠点施設」と位置付けている。応募者に対しては、「集客力の高い様々なコンテンツの誘致」「若手アーティストの育成や市民との連携」「市民による小ホールの積極的な活用」「収支計画の黒字もしくは赤字の抑制」「サービスレベルの高さと徹底した安全管理体制」「周辺施設や地域とのつながり」などの提案を期待していた。

 候補者検討会議は、応募があった2者の事業計画を、提案金額、運営・維持管理業務、団体および運営管理共通事項の3項目各100点、計300点満点で評価。総合得点229.9点を得たキョードーファクトリーを予定事業者に決定し、第2候補者は該当なしとした。

こんな記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です