米FRB、年内あと3度の利上げ必要=ボストン連銀総裁 – 朝日新聞




 [ワシントン 29日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は29日、経済の力強さを踏まえると、連邦準備理事会(FRB)は年内にあと3度利上げする必要があるとの認識を示した。ボストン・エコノミック・クラブ向けの講演原稿で述べた。

 総裁は「(2017年の)基本シナリオは年内4度の引き締め」と指摘。経済の堅調さを受けて、一段と定期的な金利正常化が正当化されるとの見方を示した。

 総裁は「経済が過熱すれば、最終的には金融政策の段階的な調整を行う余地を狭め、金融危機以降の経済や労働市場の著しい進展をリスクにさらすことになる」と指摘。

 経済指標が悪化しない限りと前置きした上で、失業率が4.7%まで下がり、インフレ率も目標の2%に向けて上昇する中で、FRBがより定期的な引き締めを待ちすぎれば、リスクが増大するとの考えを示した。

 またFRBは年内に、完全雇用、および2%のインフレ目標に到達するだろうとした。 

 トランプ米政権が導入を検討している財政政策については不透明要因の源泉とし、「議会が実際にどのような政策を可決するかを見届ける必要がある」と語った。さらに、英国の欧州連合(EU)離脱やフランスやドイツでの選挙、アジアの成長が予想以上に鈍化する可能性などについても注視する必要があると語った。

 ローゼングレン総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。




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