米FRB、今年は3回の利上げが妥当=ダラス地区連銀総裁 – 朝日新聞




 [サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、国内労働市場が完全雇用に近付き、インフレ率が2%に向かって上昇する中、米連邦準備理事会(FRB)は年内にあと2回の利上げを行い、バランスシートの段階的な縮小に向けた取り組みを続けることが妥当だとの認識を示した。

 21日夜にロイターのインタビューに応じた。

 総裁は「バランスシートを段階的かつ辛抱強く縮小させる局面に向かいつつある」との考えを示す一方、「そうした段階に達するには、恐らくやるべきことがある」とも述べ、追加利上げが必要との見方を示した。

 前週の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げについては、経済がどのように進展するか見極め、次回会合に向けて判断する時間的猶予ができたとした。

 総裁は金利政策について、 労働市場の緩みが減少を続け、インフレ率が目標の2%に向けて引き続き上昇すれば、年内あと2回の利上げが「妥当」な基本シナリオだとの自身の見解をあらためて表明した。

 「FRBは依然緩和的であり、そうした姿勢が極めて適切だと考える」とし、インフレ率が一時的に2%を超えたとしても、持続的なトレンドにならない限り利上げの加速にはつながらないと言明した。

 また、現在4.7%の米失業率は歴史的に完全雇用を示すとされる水準を下回っているが、過度のインフレ加速圧力はもたらさないとの見解を示した。

 バランスシート政策に関しては、年を通じて議論を続け、利上げがもう少し進んだ段階で方針を明らかにし、その後間もなく実行するべきだと指摘した。

 具体的な時期については発言を控えたが、近い将来に金利が再びゼロに戻るリスクがほとんどない水準まで金利が上昇していることが望ましいと述べた。

 また、金融市場に「過度の影響」が生じないよう「段階的」な縮小を望むとし、モーゲージ担保証券(MBS)と財務省証券の日々の取引高に対し「適度に管理可能」な比率にとどめるなどの配慮が必要だと述べた。

 *英文の訂正により、本文中の「利上げとバランスシート縮小のいずれも急がない姿勢も示した」との記述を削除します。総裁は「段階的かつ辛抱強く」と発言。




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