今日の株式見通し=もみ合い、短期筋の先物売買などに警戒感も – ロイター



[東京 14日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価はもみ合う展開が予想される。前日の米国株が小幅高、為替も小動きと外部環境は落ち着いている。急拡大したボラティリティーは徐々に収束する方向とみられているが、短期筋の先物売買で日中の値幅が大きくなる可能性はある。

指数に絡む売買を除けば、決算発表後の銘柄入れ替えなどが中心になりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2200円─2万2500円。

前日の米国株市場は、主要消費財や公益事業など高配当セクターが買われ、主要3指数が小幅高となった。為替は1ドル113円台半ば付近で方向感なく推移している。シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は2万2365円、大阪取引所の夜間終値は2万2400円だった。東京市場でも同水準を意識して底堅く始りそうだ。

日経平均は前日までの4営業日で約550円下落。乱高下した9日高値からは約1000円の下落となり、押し目待ち投資家による買いは入りやすい。一方、ヘッジファンドなどが短期間で積み上げたポジションの解消は道半ばとみられている。

市場では「高値圏ではある程度値幅を生じるのは仕方がないが、きょうに関しては目立った材料もなく、方向感は出にくい」(SMBC日興証券投資情報部部長の太田千尋氏)という。前日までの荒い値動きは徐々に落ち着くとみられるが、「取引時間中に何らかのきっかけがあれば、仕掛け的な売買が再燃する可能性はある」(国内証券)との声も出ていた。

主なスケジュールは、出光興産(5019.T)、日本郵政(6178.T)、三菱UFJ(8306.T)などが決算発表を行う。海外では10月の中国鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資。11月独ZEW景況感指数などが発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22380.99 23382.15 18224.68

-300.43 2017年11月9日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物12月限 22365(円建て)

*内容を追加しました。



河口浩一

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