LINE、最終損益75億円の黒字?広告事業が好調 2016年12月期通期決算説明会 – ログミー

2016年12月期第4四半期ハイライト

出澤剛氏(以下、出澤) LINEの出澤でございます。本日は、LINE株式会社2016年第4四半期の決算発表コールにご参加いただき、誠にありがとうございます。早速ですが、私から第4四半期の概況をご説明申し上げます。
まず、今決算期のハイライトから申し上げます。
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メッセンジャー型広告、パフォーマンス型広告からなるLINEの広告の売上高は、前年同期比で59.1パーセント増となり、引き続き弊社の連結売上収益の成長を牽引いたしました。
メッセンジャー型広告は、有料公式アカウント数が順調に増加し、パフォーマンス型広告も、広告掲載面の拡大や広告主数の増加により売上が成長しております。
コミュニケーションは、当四半期におけるスタンプの平均送信数が急増いたしました。さらに、年末年始で、国内で実施いたしましたお年玉キャンペーンは、ユーザーのみなさまから非常にご好評をいただき、キャンペーン実施期間中の新規のPaying Userが通常時の倍近くに増加しました。
ゲームについては、既存のタイトルが順調に推移しております。直近では、「LINEポコポコ」がGoogle Play、AppleのApp Storeのトップセールスのランキングにおいて、トップ10以内にランキングしております。
スマートポータルの進捗について申し上げますと、LINE NEWS、海外においては LINE Todayは、MAU(月間アクティブユーザー)、ページビューともに順調に伸びております。
とくに、台湾、タイ、インドネシアにおいては、ニュースポータルサイトとしてトラフィックNo.1の地位を確立しております。
当社が推し進めるスマートポータル戦略において、柱となるニュースサービスが、各国において、ユーザーの生活の一部となるサービスとなっております。
続いて、LINE Payについて申し上げます。国内のキャンペーン実施の影響や、海外でのパートナーとの提携サービス開始の効果もあり、現時点におけるLINE Payの登録アカウント数は約1,000万に達しており、GMVも順調に伸びております。
当社は、スマートポータルの実現に向けて、決済サービスの充実を重要なテーマとして認識しており、今後さらなる普及を目指して、積極的に取り組んでまいります。
なお、当四半期では、各サービスは順調な成長を遂げましたが、一方で、当四半期において、アプリ決済プラットフォーム提供者の決済額との差異調整を行った結果、連結売上収益に対して6.8億円、営業利益に対して10.8億円のマイナスの影響が発生しております。
詳細については、後段でCFOよりご説明を申し上げます。

月間アクティブユーザー数(MAU)主要4ヵ国

続いて、MAUに関してご説明します。
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主要4ヵ国におけるMAUは順調に増加し、前四半期から500万人増加の1億6,700万人となり、前年同期比で15パーセントの増加となりました。DAU/MAU比率は72パーセントと、引き続き高い水準にあります。

売上収益

次に、連結売上収益です。
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当四半期における、連結売上収益は、375億円となりました。地域別売上については、国内の広告売上の成長が売上収益の増加に貢献したことに伴い、海外売上高比率は27パーセントとなりました。

広告

続いて、サービスごとのご説明に移ります。
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広告ですが、メッセンジャー型広告は、グローバルの有料公式アカウント数が順調に増加いたしました。パフォーマンス型広告では、タイムラインおよびニュースのサービスが成長し、インプレッション数が拡大しております。
これらの結果、当四半期におけるライン広告の売上は131億円。前年同期比で59.1パーセント。前四半期比で9.5パーセントの増加となりました。ポータル広告についても、堅調に推移をしております。
今後もLINEプラットフォーム上で展開するさまざまなサービスへの広告掲載面および広告商品の拡大を通じて広告サービスの成長を図ってまいります。

コミュニケーション

続いて、コミュニケーションです。
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コミュニケーションはアプリ決済プラットフォーム提供者の決済額との差異調整を行った結果、売上にマイナス4.7億円の調整が発生したため、売上は70億円となり、前四半期3.9パーセントの減収となりました。
一方で、当四半期に実施したさまざまな施作が功を奏しまして、調整の影響を除く決済高ベースでは、回復傾向にあります。とくに、年末年始に実施したLINEのお年玉キャンペーンがスタンプの利用およびPaying Userの増加に大きく貢献をいたしております。

コンテンツ

続いて、コンテンツです。
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コミュニケーションと同様、差異調整の結果、売上にマイナス2.1億円の調整が発生したため、売上は108億円となりましたが、ディズニーツムツム、LINEポコポコに代表される既存カジュアルゲームタイトルの売上が堅調に推移しております。
今後もLINEが持つソーシャルグラフを活用したタイトルや、実績のあるIPを使ったタイトルなど、2016年度と同程度のゲームのタイトルをリリースする予定です。
その他のコンテンツにおいても、順調に成長をしております。先日公開されたApp Annieのレポートによると、国内におけるゲームを除くIOS、Google Play、合計のアプリの年間収益ランキングのトップ10内にラインが提供する4つのコンテンツがランクインしました。
とくに、LINE マンガは順調に成長しており、同レポートによると、LINE マンガは世界8位にランクインしました。LINE マンガのGMVは前年同期比で55パーセント、LINE MUSIC」のGMVは前年同期比で246パーセント増加しており、それぞれのサービスが好調でございます。

その他

最後に、その他のサービスです。
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LINE FRIENDSで26店舗となり、中国での売上が牽引して、売上を拡大しております。
さらに、LINEモバイルでは、Amazonでのオンライン販売を開始するなど、販売網の拡大も進めておりまして、順調に契約者数を増やしております。
その他サービスの売上は、前四半期比17パーセント増の40億円となりました。

スマートポータルの進捗(Contents Platform)

我々のスマートポータル戦略の進捗についてご説明をします。
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LINE NEWSおよび海外で展開するLINE Todayはともにサービスの成長を続けております。ユーザー数の拡大だけでなく、PVについても各国において順調な伸びを見せております。
さらに、NEWSをLINEアプリ内の5つ目のタブとして追加するテストを実試した結果、NEWSへの新しい導線として非常に有効であるという確信が得られたために、2017年の第1四半期中には、日本を含む4ヵ国でNEWSタブの追加を予定しております。
また、(“自撮り専用”の本格カメラアプリ)B612に関しては、とくに中国におけるユーザーの増加に伴って、グローバルでのMAUが9,300万となりました。

スマートポータルの進捗(Life Platform)①

続いて、LINE Payです。
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年末年始に国内で実施したお年玉キャンペーンが、ユーザーのみなさまから非常にご好評をいただきましたが、このキャンペーンをきっかけにLINE Payに新規登録をするユーザーが増え、直近ではグローバルでのLINE Pay登録アカウント数は約1,000万に達しております。
海外においても、台湾では大手のCTBC銀行と、インドネシアではMandiri銀行とのサービスを開始しております。今後もこれらのプラットフォームとの連携やパートナーとの連携を高めることによって、ユーザー数および取扱高の拡大を目指してまいります。

スマートポータルの進捗(Life Platform)②

最後に、Life Platformにおける新規サービスの一例をご紹介いたします。
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カスタマーサポートあるいはCRMの市場において、業務の効率改善や費用削減は非常に重要なテーマであり、解決に向けたサービスが求められております。
LINEカスタマーコネクトは、お客さまからのお問い合わせに対し、LINEを活用したAIによる自動応答や有人応答を組み合わせた顧客対応サービスであり、これらの課題解決に一役担います。
当社では、今後もカスタマーコネクトの普及によって、多くの企業さまの負担を軽減するとともに、ユーザーの生活が便利になるように努めてまいります。
2017年は、スマートポータルのさらなる拡大普及を目指すとともに、革新的なLINEらしいサービスを提供してまいります。
以上をもちまして、当第4四半期の概況を申し上げました。続きまして、CFOの黄より、当第4四半期の業績についてご説明をいたします。

2016年12月期第4四半期連結業績

黄仁埈氏(以下、黄) みなさん、こんにちは。CFOの黄です。私のから当第4四半期業績についてご説明いたします。
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2016年度第4四半期の営業収益は381億円となりました。これは前年同期比17.6パーセントの増加、前四半期比では5.7パーセントの増加となりました。
各サービスごとの売上収益の内訳ですが、第4四半期におけるLINE広告の売上収益は131億円。前年同期比59.1パーセント増、前四半期比9.5パーセント増となりました。
「ポータル広告」は26億円。前年同期比8.3パーセント増、前四半期比4.3パーセント増となります。「コミュニケーション」の売上収益は70億円となり、前年同期比9.6パーセントの減少、前四半期比では3.9パーセントの減少となりました。
「コンテンツ」の売上収益は108億円、前年同期比7.5パーセントの減少、前四半期比0.1パーセントの減少となりました。「その他」事業は40億円。前年同期比72.9パーセント増、前四半期比17.1パーセント増となりました。

2016年12月期第4四半期の業績補足説明

第4四半期に行いました調整についてご説明いたします。
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アプリ決済プラットフォームの決済情報と当社の決済認識の差異調整を、当4四半期に実施しました。この差異については継続的にモニタリングをしており、第4四半期において、この差異の内容を特定することができたため、売上収益と営業費用をはじめて調整をしました。
当社は決済認識をしているものの、アプリ決済プラットフォームから支払いが行われなかった差異においては、合計で11億円のマイナス調整を行いました。
通貨の違いや支払いのキャンセルなどの要素から発生した差異に関しては、6.78億円を売上のマイナス調整として計上しています。
また、今後回収できる見込みがない債権額については、営業費用として4億円を計上しております。
逆に、決算プラットフォームからの入金のうち、当社内部の決済記録がないものについては、12.7億円を負債として計上しております。
一定期間が過ぎ、支払い義務が消滅した段階で、売上収益またはその他の営業収益として計上する予定です。今後、このような差異調整は毎月行われる予定となっております。

営業費用

当第4四半期の営業費用は365億円でした。これは前年同期比15.4パーセント増、前4半期17.2パーセントの増加となります。
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従業員報酬費用およびマーケティング費用は後ほどご説明しますが、まずはそれらを除く営業費用についてご説明いたします。
認証およびその他のサービス費用は、前4半期比で30.4パーセントの増加となりました。この増加はLINE LIVEおよびLINE TVのコンテンツコストの上昇、外注ゲーム開発費またはLINEモバイルの外注インフラ費用や初期システムセットアップ費用によるものです。
その他の営業費用は、前4半期比で39.4パーセントの増加となり、主に新オフィスの移転や上場後の資産合計に対する税金の増額による一時的なものです。
最後に、減価償却費および償却費は14億円となり、前4半期比と同程度の水準を保ちました。

従業員報酬費用及びマーケティング費用

続いて、従業員報酬費用およびマーケティング費用についてご説明させていただきます。
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当第4四半期では、従業員報酬費用は従業員数の増加にともない、前4半期比で8パーセントの増加となりました。
また前4半期決算説明会でご説明したとおり、マーケティング費用は第4四半期では、43億円に増加しました。
主にゲームやLINE LIVEやB612などのLINEサービスおよびインドネシアでのマーケティング活用にともなう増加です。

営業利益及び四半期純利益

最後に、営業利益および営業利益率に関しては、当第4四半期においては、先ほどご説明した差異調整や一時的な営業費用をふくめて16億円となり、営業利益率は4.2パーセントとなりました。
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当期(純)利益につきましては、第4四半期については22億円となりました。私からの説明は以上です。

  

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