都心で人気、高額リノベマンション – (株)不動産流通研究所 (プレスリリース) (会員登録) (ブログ)



100平方メートル以上の“経年優化”する空間にこだわり

 リノベーションマンションといえば、優れた立地で高性能な内装であるにもかかわらず、新築よりも価格が抑えられるという点にメリットを感じる人が多く、新築よりも割安であることが前提となっていた。
 しかし、東京に関しては昨今、新築と遜色ない高価格帯のリノベマンションに人気が集まっている。一等地における新築分譲マンションの供給量は限られているうえ、100平方メートル超となると超高額物件のペントハウスに限られてしまっている状況のため、好立地でゆとりある住空間を求める層からニーズが高いことが理由だ。
 今回は、(株)リビタ(東京都渋谷区、代表取締役:都村智史氏)の高価格帯リノベマンションブランド「R100 TOKYO」について紹介する。

◆ゆとりのある暮らしの提供

 「R100 TOKYO」は都内の閑静な住宅地に立地する、専有面積100平方メートル以上のリノベマンション商品。東京都心では、ゆとりある住空間ニーズが高いにもかかわらず、100平方メートル以上の分譲マンションが圧倒的に少ないことから取り組むことに至った。

 対象エリアは、超都心であることよりも、希少性の高い東京の「山の手」と呼ばれる緑豊かで歴史ある邸宅地に特化。「豊かな緑や水辺があること」「低層の住宅地、またはそこに隣接した立地であること」「都心から30分程度でアクセスできること」を条件としている。対象建物は、バブル期に多く建った外国人向けの高級賃貸マンション等をメインとしている。

 メインターゲットは、年収2,000万~5,000万円の自身のライフスタイルや価値観が明確な、シンプル志向の30歳後半~50歳代。

 同社では、同事業を買取再販タイプと仲介+リノベのコンサルティングタイプとの両方で展開。買取再販では、区分・1棟、いずれも手掛ている。今、大手ディベロッパーが高額リノベ事業に次々参入しているが、同社は13年11月スタートと、いち早く取り組み、その実績も100戸を超える。

 販売情報等をいち早くリリースしている「R100 TOKYO THE CLUB メール会員」も約1,100人に上り、そこから成約につながるケースも少なくない。

◆時を経ても価値の下がらない工夫を

 同商品では、「先見性」「普遍性」「継承」「時(とき)・間(ま)」「誇り」を共通テーマに展開。時を経て価値や愛着が高まる素材を選択するなど、単なる高級志向ではない、“経年優化”する住まいを提供。「100年先も資産となること」を目指している。

 そのために、独自の品質基準「Quality10」を設定。「安心・安全」「配管」「電気」「換気」「健康」「モジュール」「レイアウト」「セキュリティ」「ホスピタリティ」「アフター」の10点において、一定以上の品質確保を徹底。目に見えない部分の品質にもこだわった。内装材も自然素材を採用。維持管理がしやすく、味わいが出るものを選んでいる。

 1棟タイプでは、長期的視点での大規模修繕と維持管理プログラムを提案。築後100年を見据えた長期修繕計画案を提供していくほか、専有部最長5年、共用部最長10年のアフターサービス保証を付与。専門スタッフによる定期点検も行なう。既存物件ならではの不安等を徹底的に排除している。

◆内装はスピード重視でパターン化

 同社によってデザイナー等に発注した完成住戸以外、同商品ではスケルトン売りが基本。購入者は、9つのセレクトプランもしくは自由設計を選択できる。これまでの顧客のほとんどがセレクトプランを選択。多忙な人が多く、効率良く上質な内装を仕上げたいという意向の人が多いそうだ。

 セレクトプランは、“日常と非日常を行き来する暮らし”をテーマとした「TRANSIT」や休日の穏やかな陽だまりをイメージした「HOLIDAY」など、シンプルながら洗練されたデザインを用意。そのほか、空間プランニングのアイディア集をもとにした仕上げや、インテリアやアート、グリーンのトータルコーディネートも無料で提供している。

 販売価格は9,000万円~3億円前後。そのうち、リノベーション費用は2,000万~4,000万円台程度が多いという。いずれも順調に販売を進めている状況。今後は供給ペースを上げて、16年から17年にかけて約50戸を供給する方針だ。

◆◆◆

 近年は大手ディベロッパー各社も、低迷する新築分譲マンション事業を補完するために、都心の高額リノベ関連事業に乗り出している。同社の場合は、先行的スタートと長年の実績から、物件の仕入れは比較的スムーズにできているという。都心マンションの流通価格は高騰しているが、物件の仕入れは積極的に行なっている状況。高い商品企画やクオリティから、販売価格がその分上がったとしても買い手が付いている状況だという。

 競争が激しくなる中、リノベーションのリーディングカンパニーとして、いかに他社と差別化できるか。今後もその工夫内容に注目だ。(umi)



こんな記事も読まれています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です