実体ない企業で入札不正か ピアウイーとセアラーで捜査 – サンパウロ新聞



 ピアウイー州検察局の組織犯罪特捜班(Gaeco)は7日、同州内の市役所が実施する入札における不正の疑いで強制捜査を実行し、同州およびセアラー州で13件の予防勾留令状を含む96件の令状を執行した。G1サイトなど国内メディアが同日付で伝えた。

 この捜査は1年4カ月にわたって続けられてきたもので、この日の作戦は連邦道路警察、国家総監督省、国家会計検査院と州会計検査院、文民警察も参加した。ピアウイー州のいくつかの市役所の公共事業や請負サービスの入札で、実体のない企業を使って不正行為に関与していたとみられる組織が調べられている。

 Gaecoのコーディネーター、ロムロ・コルダン検事によれば、公務員や企業家達がこの犯罪に関与していた疑いがあり、公的資金への損害は約2億レアルに上るとみられるという。同検事は、ピアウイー州北部のコカル、ブリチ・ドス・ロペスなどの市で活動していたセアラー州の企業所有者に対して勾留令状や強制連行礼状が執行されたと説明。これらの企業は、正当なサービスを提供することなく、法外な値段で業務請負や建設事業の契約を結んでいたという。

 さらに同検事によると、企業家達は入札に参加するために会社を開いていたが、実際には契約を得るためカルテルを結んでおり、これらの企業は存在していなかった。落札企業により提示された価格も事前に調整されていたとし、自由な競争を妨げて公共入札の原則に反し、公庫に損害を引き起こしていたと指摘している。

 同検事は、「これらの企業は、入札手続きの規定に合わせるために登録されていたが、存在しない幽霊企業だった。従業員も本社もなかった。企業家達は金額を合わせて談合していた」と指摘。コカル市とブリチ・ドス・ロペス市の市役所で押収した書類から、この組織が少なくとも2013年から15年にかけて違法行為に関与していたことが分かったと述べている。

 入札に関係する2人の公務員と、セアラー州チアングアー市の企業家達がピリピリ市の州検察に連行された。そこで事情聴取を受けた後、テレジーナ市の刑事施設に送られるという。

2017年4月11日付け



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