今年初、全分野でプラスに 自販連「経済指標改善の反映だ」 国内新車 – サンパウロ新聞



 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日発表した資料によると、2017年10月のブラジル国内の新車販売台数(登録ベース)は、乗用車と軽商用車、トラック、バスの合計で20万2860台と前の月を1.83%、16年10月を27.56%、それぞれ上回った。前の月に対しては乗用車だけが0.70%減とわずかに落ちたが、前年同月に対してはすべてのカテゴリーが大きな伸びを示した。

 3日付伯メディアによれば、自販連が発表した声明の中でアラリコ・アスンソン・ジュニオル自販連会長は、今年に入ってからオートバイ、トレーラー等の貨物輸送車両を含むすべてのカテゴリーにおいてプラスの結果を記録したのは10月が初めてだとした上で、「そのことは、この先の数カ月に向けた自動車業界の回復の明白な傾向を我々に示している」と述べた。

 同氏はさらに10月の結果について「他の部門のゆっくりとした改善に寄り添って乗用車及び軽商用車部門で記録された素晴らしいパフォーマンスは、購入時に消費者の景況感に影響を及ぼす経済の各指標の改善、失業率の低下、金利の低下、デフォルト(債務不履行)水準の低下、インフレ率の低下などといったものの反映だ」と結論付けた。

◆ルノーと日産のシェアが縮小

 今年10月には、乗用車部門ではゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)が、軽商用車部門ではフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)が最も売れた。それぞれの販売台数は、オニキスは前年同月比30.1%増、前月比6.3%増の1万8322台、同様にストラーダは27.4%増、16.7%増の5392台だった。日本のメーカーの中ではいつも通りトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラは前年同月比15.9%増、前月比1.7%減の5934台、ハイラックスは7.9%増、1.2%減の2662台だった。

 乗用車と軽商用車を合わせた同月のメーカー別シェア上位5社はGM(18.57%)、フィアット(13.07%)、フォルクスワーゲン(VW、12.03%)、フォード(FORD、10.34%)、現代自動車(HYUNDAI、8.96%)だった。日本のメーカーはトヨタ(8.34%)が6位、ホンダ(6.06%)が8位、日産自動車(3.91%)が10位だった。なお、上位10社の中で前月に比べてシェアを落としたのはルノー(Renault、8.09%、7位)と日産自の2社だけだった。

◆中古車市場、好調を維持

 新車の販売が上向いているにもかかわらず、中古車の販売は依然として好調を維持している。自販連発表のデータによると、自販連が分類する全カテゴリー(乗用車、軽商用車、トラック、バス、オートバイ、トレーラー等、その他)の中古車の今年10月の販売台数は前月に対して1.03%増、16年10月に対して14.75%増の103万7518台に上った。17年1~10月累計は16年同時期を9.06%上回る883万8634台。

 今年10月に最も売れた中古車は、乗用車はVWのゴル(Gol、8万416台)、軽商用車はフィアットのストラーダ(2万3275台)だった。

2017年11月11日付



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