中国の新車販売台数 減税措置縮小などで伸び悩み – NHK



中国の3月の新車の販売台数は前の年の同じ月に比べて、4%弱の増加にとどまり、ことし小型車を対象にした政府の減税措置が縮小された影響などから、需要の伸び悩みが目立ち、景気への波及効果が大きい自動車市場の行方が注目されます。

中国自動車工業協会の発表によりますと、中国国内での先月の新車の販売台数は、およそ254万2900台で、前の年の同じ月に比べて3.9%の増加にとどまりました。

伸び率は数字の振れが大きい、旧正月の連休の時期を除けば、1年半ぶりの低い水準で、全体として需要の伸び悩みが目立っています。

これはSUV=多目的スポーツ車の買い替え需要は根強いものの、ことし小型車を対象にした、自動車取得税の減税幅が縮小された影響を受け、セダンなどの販売が去年より落ち込んだことによるものです。

一方で、先月までの3か月間の累計販売台数は、およそ700万2000台で、前の年の同じ時期より7%増え、業界団体が予測する、ことし1年間の伸び率の5%は、これまでのところ上回っています。

今後の見通しについて、記者会見した中国自動車工業協会の幹部は、「国の政策変更や、全体的な経済情勢を踏まえると、販売が冷え込む懸念もある」と慎重な見方を示していて、産業のすそ野が広く、景気への波及効果が大きい自動車市場の行方が注目されます。



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