全国百貨店売上高、8月は6%減 不振続く衣料品は10.7%減 – 日本経済新聞

 日本百貨店協会が21日発表した2016年8月の全国百貨店売上高は4092億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは昨年同月比で6.0%減となり、6カ月連続で前年実績を下回った。祝日が1日増加したものの土、日曜日が前年と比べ1日ずつ減ったことや台風や猛暑といった天候要因によって客足が遠のいたことも売り上げを押し下げた。

 商品別では、衣料品が10.7%減と大きく落ち込んだ。主要5品目全てがマイナスとなった。衣料品の売り上げが2桁減となるのは、消費増税前の駆け込み需要に対する反動減が出た15年3月以来。化粧品は引き続き好調で17カ月連続でプラスだったが、同協会によると「伸びとしては勢いが徐々に減ってきている」という。

 訪日客向けの免税売上高は前年同月と比べ26.6%減の約126億円となり、5カ月連続で前年実績に届かなかった。購買客数は5.9%増加したが、客単価が30.7%低下した。免税手続きカウンターの来店国・地域別順位は1位が中国、2位が韓国、3位が香港、4位が台湾だった。

 8月の東京地区の百貨店売上高は全店ベースで1052億円だった。既存店ベースでは5.9%減となり、2カ月ぶりに減少に転じた。

 9月の全国売上高については6%程度のマイナスで推移している(15日時点)。同協会では「前半については8月とほぼ同じトレンドを引きずっている」とみている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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