中国新車販売が微減 5月0.1%、小型車不振 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

 【重慶=多部田俊輔】中国汽車工業協会は12日、5月の新車販売台数が前年同月比0.1%減の209万6000台だったと発表した。前年同月実績を下回るのは2カ月連続。1月から減税幅が縮小した小型車の販売が振るわなかった。世界最大の中国市場の変化は日本メーカーを含めた世界の自動車大手の中国での販売戦略にも影響を与えそうだ。

 乗用車販売は2.6%減の175万1300台。排気量が1600cc以下の小型乗用車の販売は9.2%減の115万台にとどまった。中国メーカー幹部は「減税幅縮小による昨年後半の駆け込み需要の反動減の影響が大きい。減税縮小分を値下げしても顧客の反応が鈍い」と指摘する。

 車種別でみると、セダンは9.3%減の84万台で低迷した。多目的スポーツ車(SUV)は13.5%増の71万台で、高い人気が続く。SUVの品ぞろえがメーカーの販売実績を左右しており、ホンダなど日本勢の多くは前年実績を上回る好調さを維持する。

 メーカー別では、韓国・現代自動車が65%減で販売不振が深刻だ。在韓米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)を巡る問題で、中国で韓国ブランド製品の不買運動が続いているためだ。米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターも前年同月実績を下回った。

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