車8社の海外生産、2月は10%増 北米減少も中国が好調 – 日本経済新聞



 トヨタ自動車など乗用車8社が29日まとめた2月の海外生産台数は、前年同月比10.1%増の153万3579台だった。6社が2月としては過去最高となった。北米で減少に転じた一方で中国が好調。中国では小型車向けの減税幅が縮小されたが、市場が拡大しているため各社は増産している。

 中国で生産をしている6社はスズキを除き前年実績を上回った。6社の2月の生産台数は前年同月比47.5%増の約29万9千台。工場の稼働が停止する春節(旧正月)が16年に比べ短い影響はあるものの、1~2月合計でみても台数を伸ばしている。

 2月の中国の生産台数はトヨタが同50.6%増の約8万4千台。セダン「カローラ」、「レビン」が好調だ。日産自動車は同50.6%増の8万1864台。セダン「シルフィ」や多目的スポーツ車(SUV)「エクストレイル」などの生産を増やしている。

 中国政府は1月から排気量1600cc以下の小型車取得税の減税幅を縮小したが、SUV人気もあり中国市場は底堅い。中国汽車工業協会によると2月の新車販売台数は同22.4%増の193万9200台だった。17年の販売台数は16年比5%増の2940万台を見込む。

 北米ではトヨタが同7.5%減、日産が同1.3%減、ホンダが同9.8%減となっている。日系メーカーが強いセダンから米国メーカーなどが強いSUVやピックアップトラックに需要がシフトしている影響が出ている。



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