米3月小売売上高0.2%減、2カ月連続マイナス – ダイヤモンド・オンライン

[ワシントン 14日 ロイター] – 米商務省が14日発表した3月の小売売上高は前月比0.2%減と、2カ月連続でマイナスとなった。自動車の売り上げが振るわず、全体水準を押し下げた。第1・四半期に経済成長が急減速したことを示唆する。市場予想は0.1%減だった。

2月は当初発表の0.1%増から0.3%減へ下方改定された。1年近くぶりの大幅なマイナスとなった。

3月の前年同月比は5.2%増だった。

自動車とガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は前月比で0.5%増と、前月のマイナスから持ち直した。2月の数字は当初発表の0.1%増から0.2%減へ下方改定された。コア売上高は、国内総生産(GDP)の消費支出に最も近いとされる。

コア売上高は3月に増加したものの、2016年第4・四半期に3.5%増加した個人消費は第1・四半期に急減速した可能性が高い。政府が不正対策の一環で税還付を遅らせたことが一因だ。

3月の売上高の内訳は、自動車が前月比1.2%減と3カ月連続で落ち込んだ。ガソリンスタンドの売り上げも1.0%減。ガソリンの値下がりを反映した。

建材は1.5%減。悪天候によって建設作業が停止したことが影響したとみられる。

一方、電子・家電は2.6%増と、15年6月以来の大幅な増加となった。衣料は1.0%増と、16年2月以来の大きな伸びだった。小売店は、百貨店の客足が減っていることや、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が代表するオンライン小売業者の競争激化などにさらされ、打撃を受けている。百貨店のJCペニー<JCP.N>やメーシーズ<M.N>、ティーン向けアパレル大手アバクロンビー・アンド・フィッチ<ANF.N>は従来型の店舗事業の縮小を余儀なくされている。

アトランタ連銀は第1・四半期のGDP伸び率予測を0.1%ポイント引き下げ0.5%増とした。3年ぶりの小幅な伸びだ。16年第4・四半期は2.1%増だった。

ただ、就業者数は第1・四半期に月平均で前月比17万8000人増となっており、GDPの鈍化は経済の底堅さを正確に映し出していないとみられる。また、GDPは計算方法に問題があり、第1・四半期は弱く出がちだ。政府もこうした問題を認めており、改善に努めている。

※表(英文)[nLLAEFEDHJ]

※英文参照番号[nLNNEFEDDP][nL1N1HL1GU](契約の内容によっては英文がご覧いただけない場合もあります)

こんな記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です